マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

03.3.24 音楽特報 Milton Brown “Daddy of Western Swing”

2006-03-24 04:09:26 | カントリー

The Original Light Crust Doughboys (LtoR Milton, Derwood,Truett,Bob)
   
The Eyes of Texas  (1903 John Sinclain)
 
The Eyes of Texas are upon you, all the live longday
The Eyes of Texas are upon you,
You cannot get away
Do not think you can escape them
At night, or early morn'
The Eyes of Texas are upon you,
Till Gabriel blows his horn!

テキサスの目はあんたを観てるよ  長年住んじまったから
テキサスの目はあんたを観てる   出てなんて行けやしねぇ
逃げられるなんて考えないこった  夜逃げだろうが早朝だろうがね
テキサスの目はあんたを観てるぜ  最後の審判の日まで  
(大天使ガブリエルが、ラッパを吹くその日まで)

故郷テキサスへの深い愛情を『線路は続くよ~♪』の、あのメロディに乗って歌ったのは、ご存知、Milton Brown。生粋のTEXANである。彼こそ、のちに相棒Bob Willsが大輪の花を咲かせるWestern Swingの楽器編成を考案した人といっていいだろう。

1930年、タバコの営業をしながら初期のグループを組んでいたミルトンと弟のダーウッドはFortworthのとあるパーティーでFiddleの
ボブ・ウイルスとGuitarのハーマン・アンスパイガー(この名前はドイツ系移民かな)の演奏に遭遇した。
兄「へぇ、連中やるぢゃねぇか。でも、フィドルの腰つきは気持ち悪いが…」弟「よし、兄貴、ここは一発、泡吹かせてやりますか」近づく
二人に、スワ地元の地回りが来たと思ったボブたちは即座に身構えたという。だがすぐに理解し、名を名乗り合った。

ボブはStLouis Bluesを弾き出した。ミルトンがボーカルで加わった。弟ダーウッドがハーマンのギターを取って追いかけた。ボブはミルトンに「バンドへ入らないか?」と誘った。断る理由はなかった。弟のダーウッドもまだ高校生だったが、ゴマメとして入ることになった。
この出会いがなければ、Western Swingもマーベラスもいない。


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