マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

06.2.26 蕎麦・なにわ翁

2006-02-26 21:43:03 | 
本日は、僭越ながら私ご贔屓のメシ屋について記す。

まず蕎麦は西天満の「なにわ翁」。真面目に蕎麦打ち名人「翁」の高橋さんの元で
修行してきて、大阪にありがちな街のうどん屋を蕎麦一本に代えた。本人も偉いけど親も偉い。僕は開店したての頃からの客で、ここで昼下がりに、蕎麦味噌や生湯葉や焼き海苔をもらって一杯やるのは格別。偉そうなもの言いをする大阪式の客もあまりいない。立地もいいので民度の高い客層に愛されている店だ。
田舎、せいろどちらもいい。爽快感のある蕎麦が楽しめる。温かい甘汁については賛否別れるところだろうが、僕は余り認めてなかった。でも、このダシの引き方におじいさんの頃からのアイデンティティがあるというので、それもよろしかろうと、意見を引っ込めた。天抜き(天吸ともいい、天ぷらの浮かんだ汁物として愉しむ)などで一杯やりたいいやしん坊には、よりカツオの薫り高いものがいいと思ったのだが、牡蛎そばや九条葱そばにはあの出汁もなかなか合っていると思っている。師匠の高橋さんは現在、広島「達磨」を本拠地とするのだが、縁あってその近くで保母さんをしていた貴子さんと一緒になり、朝子ちゃんが産まれ、そんな小さな歴史の目撃者にもならせてもらっている。ここの人たちと何年も行かせてもらったがそろそろ、二月堂のお水取り。三月も近い。
『なにわ翁』大阪市北区西天満4-1-18 06-6361-5457

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2 コメント

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トラックバックの練習 (こでら)
2006-02-27 12:23:50
トラックバックの練習代わりにくだらん記事を書いてみました。

なにわ翁、一度行きたいとはおもってるんですけど。

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翁のねぎそば (マーベラス)
2006-03-07 10:01:57
店主勘田さんと一緒に見に行った、京都鷹ヶ峯の樋口さんとこの伝統野菜、九条葱をたっぷりと使った「ねぎそば」はよく健闘してると思います。

冬場の切り口からとろりとあんが染み出るような九条葱は旨いです。

ウチでは焼き葱にして食べましたが、あの葱を生かす有効な方法でしょう。

暖かくなればなくなります。
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