新ショウガの季節となりやしたな。 新というのにすがすがしさを感じやす。
まっとうなる江戸前寿司店のショウガってのは美味い。
でもあれはちょっと口をリセットするためにあるもんで、
そればっかりバカみたいに食うわけにもいかず。
ある年、自分で漬けてみたら、わりかし簡単と知り、
それからは例年、新ショウガ見たら漬けたくなる。
ってことで久々やってみた。お手本は東京赤坂の某寿司店。
和歌山産の新ショウガの皮をむく。本当はここが薬効成分なんだけど。
赤い先端部やデコボコしてる部分は除去。
手や指にショウガのニオイがついて、さわやかな心持に。
適当な大きさにしといて、天然塩を適宜ふり、揉んで馴染ませる。
これを茹でる!新しいものならサッと熱湯をくぐらすだけでも。
泡が出てきたら、ザルにとって水分をとっておく。
用意した甘酢。ショウガの風味を味わいたいなら甘すぎぬよう。
米酢と砂糖。うちは三温糖と水飴(尼崎のヒノデ飴)もちょいと加えた。
溶かしながら火にかけ、沸騰させる。
熱いうちに清潔な瓶にショウガを並べ、熱した甘酢を上から満たす。これだけ。
色白のショウガが1時間もすれば自然に薄ピンクに染まってくる。
ちょっと白桃のようです。すぐは辛いですが、数日で食べられるように。
一杯やる時に瓶からひとかけら取り出し、よく切れる包丁で薄切りにすりゃあ格好の肴に。
酒飲みの金原亭馬生さんが、こいつで一杯やってるのが美味そうだったな。
細かく刻んでチャーハンに入れてもいいのだ。
馬生さんはうちで小皿にいろんな肴を並べてコップ酒だったな。
冷や奴だの、らっきょうだの谷中ショウガに味噌だの、梅干しの叩いたのだの…
その中にショウガの甘酢漬けもあった。
きっと、おとっつぁんも好きだったにちがいない。
なぜなら・・・志ん生が。(爆死)
まっとうなる江戸前寿司店のショウガってのは美味い。
でもあれはちょっと口をリセットするためにあるもんで、
そればっかりバカみたいに食うわけにもいかず。
ある年、自分で漬けてみたら、わりかし簡単と知り、
それからは例年、新ショウガ見たら漬けたくなる。
ってことで久々やってみた。お手本は東京赤坂の某寿司店。
和歌山産の新ショウガの皮をむく。本当はここが薬効成分なんだけど。
赤い先端部やデコボコしてる部分は除去。
手や指にショウガのニオイがついて、さわやかな心持に。
適当な大きさにしといて、天然塩を適宜ふり、揉んで馴染ませる。
これを茹でる!新しいものならサッと熱湯をくぐらすだけでも。
泡が出てきたら、ザルにとって水分をとっておく。
用意した甘酢。ショウガの風味を味わいたいなら甘すぎぬよう。
米酢と砂糖。うちは三温糖と水飴(尼崎のヒノデ飴)もちょいと加えた。
溶かしながら火にかけ、沸騰させる。
熱いうちに清潔な瓶にショウガを並べ、熱した甘酢を上から満たす。これだけ。
色白のショウガが1時間もすれば自然に薄ピンクに染まってくる。
ちょっと白桃のようです。すぐは辛いですが、数日で食べられるように。
一杯やる時に瓶からひとかけら取り出し、よく切れる包丁で薄切りにすりゃあ格好の肴に。
酒飲みの金原亭馬生さんが、こいつで一杯やってるのが美味そうだったな。
細かく刻んでチャーハンに入れてもいいのだ。
馬生さんはうちで小皿にいろんな肴を並べてコップ酒だったな。
冷や奴だの、らっきょうだの谷中ショウガに味噌だの、梅干しの叩いたのだの…
その中にショウガの甘酢漬けもあった。
きっと、おとっつぁんも好きだったにちがいない。
なぜなら・・・志ん生が。(爆死)