マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

これで、私オチます

2009-04-13 10:08:53 | 



これ、京都新京極「かつくら」のかつ丼。1000円強(味噌汁付)
かつはカリッと揚がり、卵は半熟状態。
ご飯がお代わりできるのだが、丼の客に勧めても仕方なかろう。
白飯もらって壺の漬物で食べるのは哀しいではないか。


東海林さだお風に行くと、その名を聴くだけで鼻息が荒くなり、
ワナワナ震え、男の血がたぎり、終いにゃク~ッと泣きだす・・・
それがかつ丼の威力である。
取調室の凶悪犯もこれ出されると、簡単に落ちてしまう(白状する)
平和的だが本能を刺激する恐ろしい兵器である。


文句なく丼界の勇者。パワーランチの決定版!


全国にはいろんなパターンがあって、この玉子でとじる式のだし系かつ丼がマイノリティという地域も存在する。


例えば福井、信州(駒ヶ根、伊那)、群馬(桐生、足利、前橋)、福島(会津若松)などはソースで、会津にはソースで煮込んだとじかつ丼が存在する。新潟は醤油だれ、岡山はドミグラスかつ丼、名古屋は味噌かつ丼だぎゃあ。
こういうものには地域制があった方が断然オモシロイ。


さて、我が家で作るかつ丼はこうだ・・・





親子かつ丼我が家風  priceless


親子の鍋にかつを同居させて卵でとじた。この贅沢。これ、なかなかあるようでないでしょ。(こんなの毎回してるわけではない)
三つ葉は後のせにしてみたが、もうちょいクタッとさせたい。
かつくらさん、上乗せはねぎより三つ葉よぉ。
鶏と豚が喧嘩するようで、それぞれに良いハーモニーなわけですよ。


カメラを構える暇も惜しい。ワナワナ震え、鼻から湯気を出し、箸を取り上げるやいなや、ガサガサガサ・・・原始、丼は飲み物であった。