マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

京都駅近、たそがれ飲み屋街

2008-04-18 17:44:10 | 


さぞや往時は殷賑を極めたのであろう、キョーラク酒場街。
早い時間の飲み屋街は静まり返っていた。




京都といっても河原町中心に動き回っているので、
めったに京都駅周辺で引っかかることはない。
だがビッグカメラ、ヨドバシができ注目のエリアとなりそうな気配。

打ち合わせの行き返り、偶然見つけたのだが、七条通りから南北に
伸びる通路の両側にカウンターの店が肩を寄せ合うようにある。




オレが音効さんなら、ちゅうちょなく演歌を流す。



・・・京都には思えない。雪国のようだ。

隣り合うのはリド飲食街。内容は同じようなものだが、
こちらは佇まいはそのままに、新しい店が入っていた。

暖簾に、すじ煮込み・・・こういうのを見せられちゃあ、
黙って素通りできぬ。




中はどことなくスペインバル風。
ひとまずビールで様子見。
お通しに出たのはブルーチーズ入りのポテサラ。シメジのなんとか。




すじ煮込み。まるでシチュー!
あちち・・・トロトロのスジ肉が熱々で煮立たって出てくる。

こりゃ美味!



カキのガーリックオイル煮  こちらも熱々・・・



次々にカップルなどが入ってくる。知ってる奴は知ってんだな。
ハモンセラーノにワインやシェリーなどがあるスペインバル。


だが神亀ひこ孫や泡盛もある。ピザもあればオムライスにナポリタン、
越前おろしそばまであるという。



なんとかシイタケの炒め物。肉厚でむちゃくちゃ美味い。



    
     京洛酒場街・リド飲食街   烏丸七条を西
     「酒肴屋(さけのあてや)じじばば」

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鴨川べりで鴨

2008-04-18 11:50:34 | 

四条木屋町を南へと下り、団栗橋を過ぎた辺り。
古い町家を入ると、洒落た鴨料理の店がある。



案内して下すったのは、おしゃべりのプロH兄。
ここは彼の同級生の店。
鴨川に面した席には一本桜が咲き始めていた。
彼のペースにゆだねて談論風発。さすが巧みな座談。

鴨は“京鴨”というブランド。造り 胸肉、肝、心臓



生ハムサラダ  ドレッシングが美味



鴨肉とブルーチーズのピザ
カウンター内にどんと据えてある石窯で焼き上げる。
折角の石窯なのにドォが手作りでないのは残念。
長田の川島しょう店のパリパリのドォのように、手作りでも簡単に
作る方法があるのではないか。



鴨ロース、ミディアムレアに焼き、だし醤油で。
柔らかくなめらか。



鴨ステーキ。パウダーソルト、ニンニクチップ
適度な歯応え。火の通し具合がいい。



鴨ゆず胡椒焼き



メインは鴨鍋。抱き身、九条ねぎ、エノキ、水菜



スープが秀逸!首肉や骨を炊き込んで、白濁させる。
塩など数種類の調味料。



食べる時に粒胡椒をガリガリ。美味!
シメはご飯、中華麺、稲庭うどんからのチョイス。
H兄おすすめは翡翠麺。仕上げにチョイとゴマ油を落とす。



デザートのアイスクリームを最中にしてもらう。
アイスクリームと小豆。サクサク香ばしい・・・うめぇ!



帰りに鴨ミンチカツサンドを持たしてもらう。これがまたバカうま!



ここの大家は隣り合う“鳥彌三”という老舗鳥鍋屋。
鳥屋の軒先を鴨屋に貸すとは、なかなか豪胆なことと感心。

    味浪漫 いしがま亭   木屋町四条下ル斉藤町

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