食いたくなる時あるよなぁ~ナポリタン。
イタリアンの世界から見ると、スパゲッティの風上にも置けないような
シロモノだろうが、なんかいいんだなぁ、このチープ感が。
長らくの間、スパゲッティといえばコレだった。
本当はトマトソースをからめたスパゲッティが原型だったろうが、進駐軍が時間もないし、茹で上げ麺を一挙に炒めてケチャップをぶっかけたのが、戦後巷に定着したとみえる。
それにトマトソースよりもケチャップは甘く、甘い=美味いだった時代、歓迎されたと思われる。
マヨラーなどに負けず、ケチャッパーで行こう!
タバスコばんばん振って、粉チーズをこれでもかとかけて、ひとの目なんか気にせず、ズルズル言わせて食おう。口の周りを真っ赤に染めよう。ワイシャツに飛んだ赤い飛沫は気にするな、帰りにゃ爪楊枝をシーハー言わそう。これぞ正しいサテンめしである。
十三東口の純喫茶「白ばら」。40年は続く老舗カフェ。
鉄板ナポリタン ¥550