マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

06.6.05  ビストロ料理!

2006-06-05 21:43:05 | 

  

福島の夜は、♪男同士でいたって色気はないけれど~シャンパン抜いて、田舎風豚肉のパテ。それから一見闇夜の茄子のようなブータン・ノワール。豚の血だよ血。スプラッターや、まがまがしいなぁ。日本の食生活からは到底考えられぬ。豚の肉やモツ、果ては血液まで料理に使おうってんだからすごいやね。たかだか100年ちょいぐらいしかおおっぴらに肉食ってない国民にはこんな発想ない。なるほど食の覇者フランス料理である。豚の血液に背脂、玉葱、生クリーム、バター、それにピラフが充填してある。それにクリーミーなマッシュポテトが添えられる。これは重めのタンニンの強い赤ワインがよく合いそうや。

 

そして白金豚のスペアリブのコンフィ。コンフィとは何ぞいな、と思っていたが、改めて聞くと、80度ぐらいの低温の油でじっくりと煮て火を通すのだそうだ。油なので味が出て行ったりせず、しっかりとうま味を閉じ込めてある、こんな料理法、日本にはねぇな。元々は冷蔵手段が無い時代の保存法だったとか。油に漬けて保存し、食べる時に火を入れ直し皮目をパリッとさせる。揚げ物よりはずっとあっさり。てぇしたもんだなぁ~。こういう油の使い方も西欧の方が進んでいる。たっぷりの白いんげんもビストロっぽくていいねっ。

こういうのでガブガブ、ワインをやっていたいなぁ。でも、いつしかお腹はいっぱいになり、天井見上げたまま動けなくなるという寸法。食えば食うほど腹が減っていけばいいのに・・・などと、アルベロでベロベロに。

      Albero    福島区福島7丁目8-7

コメント
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