勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

如常の1日。

2011-09-11 23:18:15 | Weblog
今日は法事もなく、落ち着いた1日になった。四国遍路の計画もあったが、雑務が溜まっていたので予定を延期した。その1つが農作業。午前中は畑を耕運機で耕した。今年はマムシが多いと聞くが、昨日石垣と畑の間にある肩幅程の畦道を草刈りしていたらマムシと遭遇、捕った。Gikoohは今年3匹目だ。山寺だから仕方ないけれど、動物的な直感が鈍らないから逆に良いのかも知れない。でも用心しなければ…。

その後、勝福寺だより「徹林」を総社市内の檀家さん宅へ配送して回った。市外の檀家さん宅へは郵送させて頂いている。久代は各地区の役員さんにご足労をお願いしているが、本当に有難い。

夕方は実家へ行ってきた。ところで、明日12日は十五夜で中秋の名月だ。晴れたら満月を眺めながら団子を頬張りたい。
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重陽の節句

2011-09-09 22:53:57 | Weblog
9月9日は「重陽の節句」。重陽の節句は、花の中で最も高貴とされる「菊」を供え、長寿を願う日だ。勝福寺でも菊を活け、天麩羅を揚げて細やかな宴を行った。節句は年に5回あるが何か平素と違うことを取り入れると、それだけで季節感が増すから良いことだなと思う。
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秋の気配が徐々に深まる

2011-09-08 21:42:18 | Weblog
今週1週間は秋の気配が日毎に感じられるようになった。台風12号が残した爪痕をニュースで見ていると心が痛み、圧倒的な自然の力に怖れを感じさせられる。近年はいつ、どこで、どのような災害が起こるか分からないから、日頃の心掛けは本当に大切だと思う。

とりあえず、Gikooh Familyは少しずつ防災用品を配備し、事が起こった時は冷静に動けるようにしている。例えば、寝室の押入れに懐中電灯と携帯ラジオ、そして運動靴を置いている。大きい地震が来るとまず停電し、家中のガラスや物が壊れ、避難する際に足を怪我して逃げ遅れる恐れがあると聞いたから備えている。「備えあれば憂いなし」である。

さて、ここ数日のGikoohは草刈りや、勝福寺便り「徹林」の制作、そしてコンサート関連の準備を進めている。多用だけれども、気持ちは常に前向きだ。
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Manami Morita Trio tour 岡山・勝福寺公演決定

2011-09-06 22:14:55 | Weblog
今年の日本列島は1月に新燃岳の噴火、3月の東日本大震災、7月の新潟方面の集中豪雨、そしてこの度9月に中国・四国・近畿地方を襲った台風12号の被害等々、様々な天災や人災に見舞われている。Gikoohがお正月に、勝福寺の新聞で気学の観点から見た今年1年の傾向を書いたがまさしくその通りとなり、色々なことに、より慎重にならねばと思っている。しかし、来年は今年より更に変動する年になりそうだから、良いこと、心配なこと、何が起こっても冷静に対応出来るように日頃からの意識を高めておくことが有効だと思う。そして電力会社や政治家は日本をこれ以上危険な目に合わさせないように、原発は早期に停止させておくべきだと思う。地元の経済や雇用、産業の影響もあるのだろうが、目先の利益を言っている場合ではない。それと神仏や祖先への信仰心、そして親を敬う心、これは「まさか」の坂に遭遇した時に必ず好転作用が働き、少なからずのお加護があると確信している。

何事も止まったら止まったままになってしまうので、前向きな話題を。

先日、ブログで少し触れた「勝福寺ザ・スーパーライヴ・シリーズ」について書こうと思う。今週11月4日にN・Yから森田真奈美さんというジャズピアニストをお迎えする予定になっている。森田さんのピアノは凄くメロディアスで繊細さも際立ち、現在はテレビ朝日系の「報道ステーション」のテーマ曲として番組の最初を飾っている。

そんな森田さんが勝福寺のliveにご来山頂けることは非常に有難く、貴重な公演になるのではと思っている。テレビを通して聴くのも良いけれど、ご本人を目の前にして生で聴くことはもっと良い。それに、森田さんが今回お寺で演奏されるということも何か特別なお導きというか、意味があるのではと感じている。勝福寺のホームページで本公演にかけるGikoohのそんな想いを書いているのでそちらもご覧を。

それから勝福寺のピアノはYAMAHAの絶大なご協力のもとで作られた特注品で、世界で1台のグランドピアノだ。初めて導入してから10年が経過するけれど、熟練の職人が手掛けたMade in Japanだからか、歳を追うごとに一層深みのある音になっているような気がしている。

また当日、勝福寺に来られるメンバーは、報道ステーションのテーマ曲を収録される時と同じ人達で、これまた一期一会の貴重な1日になるだろう。

勝福寺Liveのチケット代金は安くはないけれど、その分聴き応えはあると思う。Gikoohが学生時代に先輩から「カラオケやボーリングに行くお金を何回か我慢して、本物のJazzを1回聴きに行こう」と誘われて向かったのが小曽根真さんのTrioだった。その当時に鳥肌を立てながら感じたことが今の人生に役立っていることも少なくなく、本物に触れることの大切さを痛感している。

Jazzに少しでも関心・興味のある人は是非、勝福寺のliveへ一度足を運んでみて欲しい。
以前に勝福寺Liveにお越しになられてお名前をお聞きしている人には、近々ご案内をお送りします。
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台風12号の通過と共に

2011-09-03 21:47:50 | Weblog
四国・中国・近畿地方にお住いの皆様、台風12号の影響は出ておられないだろうか?岡山県内では避難勧告が出されるほどの地域も多々あったようで気になっている。これだけ短時間に大雨が降ると地盤が緩み、土砂崩れや河川の増水から堤防の決壊などが危惧されるから十分にご注意を。

総社市は、総社市街地から北上する国道180号線が通行止めになる区間もあったが、その後は大丈夫だっただろうか。大きな被害がないことを願っている。勝福寺は夜9時現在、風がやんで雨も上がり、虫達の音が響くいつもの境内だ。今夜はこの辺で。
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