昨日、夏の甲子園が無事閉幕した。Gikoohも寺務所のテレビで観戦したけれど、10代の純真な高校生の一生懸命な姿勢に、勝敗は別にして本当に感動した。彼らはお盆や正月休みも返上して、毎日毎日厳しい練習を重ねて高度な技術と強い忍耐力、そして仲間を思いやる心を養うのだから、何より人間として素晴らしい成長をされていると思う。高校野球よ、感動を有難う。
さて、8月24日は地蔵盆。地蔵菩薩の縁日に行う会式で、各地において、特に西日本や近畿地方で盛んという。寺や地域で祀られるお地蔵さまに飾り付けや香花を供えて、無事息災を祈願する。
小さな前掛けは家内作
この地蔵盆。Gikoohの出生地である倉敷市においては、現在の様子は分かりかねるけれど、昭和・平成時代は町内全域にあるお地蔵さまのところで、前夜の23日、提灯を吊るして雰囲気を盛り上げ、近所の住人が参拝者(特に子ども達)に駄菓子などの接待をするなど、それは賑やかで和やかだった。お地蔵さまの周りに子供たちが集う姿、これは微笑ましいものだ。
勝福寺周辺で地蔵盆の慣習はないけれど、寺境内に祀る九体のお地蔵さまの前掛けをかけ替えたり、ささやかな地蔵盆を行った。皆さまの地域はいかに。
こちらは篤信なお檀家に寄進いただいた帽子と前掛け。
地蔵盆が終わって1週間すれば9月だ。季節は進む。