勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

4月8日は灌仏会。花まつりで。

2019-04-08 22:30:46 | Weblog
4月8日は「花まつり」。仏教をお開きになられたお釈迦さまの御生誕をお祝いする仏教の行事だ。

お釈迦さまは今からおよそ、2500年前の4月8日にご生誕された。お釈迦さまの母・マーヤー王妃が出産のため里帰りをされる途中、ルンビニー園で休息をされている時に急にご生誕されたという。この時、周囲の花は咲き誇り、天からは龍王が現われて産湯代わりの甘露の雨を灌いだと故事には伝えられている。

また、お釈迦さまは生まれてすぐに七歩歩いて右手は天を指し、左手は地を指して、「天上天下唯我独尊」と宣言されたという。この言葉は、この世のすべての生命はかげがえのない貴い存在であるということを意味している。

花まつりは、そんな諸々の当時の情景を再現している。本来は詳しく書きたいところだけど、Gikoohはすでに次の行事に着手したため、今回はこの辺で。

写真は、花まつりに集まってくれた地元の幼稚園児の子供達。厳選した甘茶、岡山が誇るキムラヤのパンでお接待をさせて頂いた。Gikooh自身もこんな機会を持たせてもらえるのは有難い。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする