勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

かりがね

2010-01-29 23:42:03 | Weblog
Gikoohは夜にお月を観ることが好きだ。時節がら寒いけれど、まん丸とした月輪を眺めていると、身も心も洗われる。ちょうど30日(土)が満月なので、熱々の珈琲やお茶を持ってお月見を。

さて、今日は総社の街へ出てお茶屋へ寄った。Gikoohはいつも「かりがね」という銘柄の茶葉を100gずつ(約1週間分)買うようにしている。200g入の茶筒へ入れるとご覧のような感じで、茶葉の緑がとても綺麗だ。お店を歳々訪ねたいことと、新鮮な方が良いのでまとめ買いはしていない。

Gikoohの心の師は「和尚さん、(玉露)は風味は良いけど1日に量を飲むんじゃったら(かりがね)にした方がええ、玉露ばぁいきょうったら長年のうちには胃をやられるけんな」と。高品質の茶葉は確かに旨い。でも、以前に玉露を飲み続けたら本当に胃がもたれた経験があるので、それはよく分かる。Gikoohの場合、小さな煎茶器で1日に何回も煎茶を飲むが、かりがねだと胃もたれや胸やけすることはない。Gikoohがいつも訪ねるお茶屋には、かりがねだけでも100g=300円位~2000円位までと実に幅広い。グレードが上がるほど風味が加わって美味しいが、身体のこと等を考えてほどほどにしている。

そして茶葉を自坊へ持ち帰り、空っぽの茶筒へ「サーッ」と入れる瞬間がとても好きだ。

30日(土)は初仏教講話があります。今年の初回なので、19時~20時位で終わる予定です。檀家の有無を問わず、どちら様でも1人200円でご参加頂けます。どうぞご来山ください。
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