勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

今日は七草がゆ

2010-01-07 21:44:30 | Weblog
午前中は総社市の市街地へ年始参りに出掛けた。走行距離55km。朝は結構冷え込んでおり、さすがに原付だと風当たりが強くて鼻も耳も顔全体が赤らんだ。でも殆どのお宅が快く出迎えて下さるので、有難い。

午後からは、寺務や庭の掃除を中心に、来週の紙ごみの日に備えて沢山のダンボールを束ねたりした。次から次へとすることは多い。

写真は、香炉と沈香。相変わらず暇さえあれば楽しんでいる。中央で真っ黒に光っている小さな塊が香木で樹脂が滲みだす様子がよく分かる。勝福寺では香をよく焚く。来客の前の礼節として、茶室で茶を点てる前にも空間を清浄にさせるために、寺務をする前の精神統一などなど香は欠かせない。トイレなどには、あえて香水(天然)の入った線香を用いる。殆どの人は香木に関心がないかも知れないけれど、一度ちゃんと体験すると殆どの人が香木に惹かれるようになる。とにかく魅力的なのだ。

さて、1月7日は七草がゆ。勝福寺では急に思い出したので材料の調達が出来ず、普通のおかゆを食べた。でも、今までお餅とか鍋とか、わりと高カロリーな食事が続いていたのであっさりとして美味しかった。
コメント
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