如常の1日。Gikoohは、とある事で他所の住宅建築の為の平面図を書いている。キャドは使えないので、方眼紙に手書き。勝福寺の庫裡は約5年間掛かって設計考案し、設計士に依頼する以前は膨大な数の図面を繰り返し書いていた。そのお陰で、図面を書きながらイメージで空想住宅の中を行き来出来るので、作業時間は大幅短縮している。採光、通気、断熱、家相を考えながらの作業は楽しい。
今回は60代後半の人が1人で住む家なので、多角度から生活様式を考慮しながら図面を引いている。小住宅ながら、面白い部屋が1室出来そうなので今から楽しみでならない。それは仏間兼書斎(4畳半)、おそらく一番精神が落ち着く部屋になると思っている。因みに寝室は3畳で、すぐ隣に2つ目の小さなトイレを設けた。
生活のリズム…。昼間過ごす空間、朝・昼・夜の食事時間、夕方の日没時、洗面、風呂、トイレ、寝室など、空間にはそれぞれの役目がある。各部屋が持つ空間の意味をよく考えないと、家づくりは上手くいかない。そして、広さには特に気を遣っている。行く部屋、行く部屋をすべて同じ雰囲気で統一しても良いけれど、部屋ごとの雰囲気、窓から見える景色の雰囲気を少しずつ変えることで、飽きのこない家となる。
空間の考え方…。広い空間は開放感を味わえる半面、自身から出る気が放たれて、壁に反射して、それからまた自身に戻ってくる時間が長いので孤独さを感じるようになる。ところが狭い空間ならば、1人でも何故か平気で過ごせる。Gikoohは広い空間は皆が集まる時や、気持ちが開放的になっている時に向いていると思っている。夜は狭い空間にいる方が寂しさを感じない。なるべくなら、テレビやパソコンに頼らなくても平気で過ごせる家が良い。因みに一番好きな空間は3畳、或いは4畳半だ。住宅は人生も、余生も多く過ごす所なので重要だ。
今日は住宅図面の制作、勝福寺便り「徹林」の制作等、寺務中心の1日となった。
今回は60代後半の人が1人で住む家なので、多角度から生活様式を考慮しながら図面を引いている。小住宅ながら、面白い部屋が1室出来そうなので今から楽しみでならない。それは仏間兼書斎(4畳半)、おそらく一番精神が落ち着く部屋になると思っている。因みに寝室は3畳で、すぐ隣に2つ目の小さなトイレを設けた。
生活のリズム…。昼間過ごす空間、朝・昼・夜の食事時間、夕方の日没時、洗面、風呂、トイレ、寝室など、空間にはそれぞれの役目がある。各部屋が持つ空間の意味をよく考えないと、家づくりは上手くいかない。そして、広さには特に気を遣っている。行く部屋、行く部屋をすべて同じ雰囲気で統一しても良いけれど、部屋ごとの雰囲気、窓から見える景色の雰囲気を少しずつ変えることで、飽きのこない家となる。
空間の考え方…。広い空間は開放感を味わえる半面、自身から出る気が放たれて、壁に反射して、それからまた自身に戻ってくる時間が長いので孤独さを感じるようになる。ところが狭い空間ならば、1人でも何故か平気で過ごせる。Gikoohは広い空間は皆が集まる時や、気持ちが開放的になっている時に向いていると思っている。夜は狭い空間にいる方が寂しさを感じない。なるべくなら、テレビやパソコンに頼らなくても平気で過ごせる家が良い。因みに一番好きな空間は3畳、或いは4畳半だ。住宅は人生も、余生も多く過ごす所なので重要だ。
今日は住宅図面の制作、勝福寺便り「徹林」の制作等、寺務中心の1日となった。