勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

雛御膳

2009-02-26 21:55:13 | Weblog
Gikoohの両家の親と、家内の甥、そして我が家の家族の計7人で、少々早めの「ひな祭り」をした。ひな祭りについては、来月のBlue Record3月号で少しだが内容を触れている。
古来は、平安貴族の子女達による人形遊びだったり、ひとがたの紙人形を流す厄除の祓だったり、或いは桃の花びらを浮かばせた盃を川上から流して、川下に漂着する間に和歌を詠って宴を楽しむなど由来は多い。江戸時代の天正年間になって、雛遊びと上巳の節句(桃の節句)など様々な習俗が結びついて、ひな祭りという行事として定着し盛んに行われるようになった。雛人形は季節の飾り物として、そしてその子の一生の災難を人形に身代わりさせるなど祓神事の意味合いも多い。
勝福寺の雛人形は、現在、web内にある「義空写真館」で掲載中だ。画像で見ると大きく映るけど、実際は七段飾りのなかで最も小さいサイズ(幅75cm、高さ90cm、奥行き100cm)だ。省スペースで置けて重宝している。この雛人形は3年前に義母から贈られたものだが、小さいながら着物は「龍村」製で、その雅な繊細さは非常に見応えがある。

写真は、家内が作った今日の料理。我が家は食器類が好きなのだが、食器が良いと料理はシンプルでもご馳走に見える。実はGikoohは、もともと食器に関しては殆ど無関心だったのだけど、付き合う人の多くが食器好きなため自然と感化されていった。卵焼き1つでも、磁器・陶器・色・時代などで雰囲気は随分と違う。
雛人形のもとで、ひな祭りが出来るという喜びは素朴だけど有難い。

ところで、昨日の日替わりで書いた「Flip video」について近々このブログで動画を初upしたいと思っている。upするに際しては「youtube」を利用させて頂くのだが、どうしても自分では解決出来ない疑問点を先日から幾度も当ブログサイトの「goo」さんに問い合わせを重ねながら、感動していることがある。それは、Gikoohのような初歩的な質問に対しても、とにかく丁寧に快くアドバイス頂けるのだ。普通は「ヘルプコーナー」を参照下さいとか適当に扱われそうなものだけど、大企業ながらとにかく人情味があって嬉しい。ブログを提供しているサイトは沢山あるけれど、Gikoohは一層「goo」の深いファンになっている。

お陰で本日すべての疑問が解決し、いつでも動画をup出来る状態になっている。どんな場面でも、人情味に勝るものは無い。
コメント
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