勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

嬉しい日

2008-01-05 22:06:53 | Weblog
朝から年始参りに。修理に出していたボンボン時計が戻ってきた。この時計、かなり以前にも紹介したことがあるが相当古い。機械も木枠もすべて日本製で(詳しいことは分からないけれど)100年くらい前の物ではないかと言われている。
平成11年、Gikoohが勝福寺住職に着任した折に2階の物置に放置してあったこの時計に一目惚れして直すことにした。機械も振り子もどう見ても使えそうにないほど古びて痛んでいたのを、とある腕利き職人との出逢いによって息を吹き返した。
それ以来、しばらく動いては止まり、しばらく動いては止まりを繰り返す度に店主さんに調整をしてもらって8年が経過しているが、今は元気に時を刻んでいる。

Gikoohは少々遅れようと止まろうとこんな時計が凄く好きで、チッチッという音を聞くだけでゾクッとする。もしこの日替わりをご覧の方で古い掛時計に詳しい方がおられたら、作られた時代とか製造者とかを知りたいと思っている。

それから今日は、Gikoohの高校時代からの親友夫妻に待望の赤ちゃんが産まれた。まるで親のように嬉しく感動してしまって、今夜は祝杯をあげている。おめでとう!!
コメント
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