鮎釣人の日々

 退職後の人生をどう生きるか。鮎釣りを中心とした今後の生活設計模索の日々を綴ります。

鮎釣人の日々(7/31)

2014-07-31 08:30:00 | 日記
 オトリ商売は、一匹100円以下で仕入れた鮎を500円で売る面白さにあります。うまく回れば、ぼろい商売です。しかし、実際は大変難しいことのようです。
 オトリ屋である程度の収入を確保するためには、川に鮎がいることが前提になります。鮎が殆どいなくて、誰も釣りに来なくなると、オトリ商売は成り立ちません。客が殆ど来ないのに、店を開けておかなければなりません。
 稼ぎが無いのに、経費が掛かります。辛抱の出来ないオトリ屋は、すぐに幟を下ろします。どこかに稼ぎに出なければ、飯が食えません。川の鮎任せの因果な商売です。自然任せとは云え、鮎のいる・いないの責めは河川の漁業権管理者にかかってきます。
 さて、昨日の日野川ですが、根雨に活かしたオトリを使うため、根雨まで行ってからの釣りになりました。目当ては武庫の釣り場でした。淵の鮎を狙って竿を出しましたが、まるで気配がありません。淵を諦め、工事中の橋の下を覗いてみることにしました。
 掛かりました。石の色の良い一か所で8尾の鮎が出ました。型は20~22センチの良型です。一見、良さそうなそこ以外の場所では、音沙汰はありませんでした。今年の日野川、鮎が拡散するほどの出水が無く、鮎の居場所が限定されています。
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鮎釣人の日々(7/30)

2014-07-30 08:30:00 | 日記
 コロガシによるオトリ取りは、鮎の密度が薄いと大変苦労します。開始すぐにオトリが取れることもありますが、調子が悪いと時間がかかります。午前中をオトリ取りに費やすこともあります。
 私の場合、閑人なので、「まあ、いいか」ですが、時間を作って釣りに来る人は、こんなことをしておられません。即、オトリ屋に走ります。
 密度が薄くても型の良い鮎が掛かる年は、オトリ屋が繁盛します。今年のオトリ商売、下流に分があります。
 さて、久々に根雨に行ってみました。オトリ取りはリバーサイド前です。かろうじてオトリになりそうな鮎が2尾掛かりました。2時間かかりました。根雨のいつもの場所に引き返します。いつもの場所で良型が掛かりました。しかし、一カ月使いっぱなしの仕掛けが切れました。仕掛けを変え、残りのオトリを流れに入れました。また良型です。黒い石の前で掛かり鮎がきらめきます。慎重に取り込み、次からは余裕をもって石を攻めます。あちこちで、まずまずの鮎が掛かりました。2時間半頑張って、15尾の釣果でした。今年はもう駄目かと思っていた根雨に、希望の光が射しました。
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鮎釣人の日々(7/29)

2014-07-29 08:30:00 | 日記
 漁協の追加放流が連日行われます。2トントラックが毎日鮎を積んで走ります。最初の種苗放流時には、万単位で積めた鮎も、今の時期だと魚体も大きく、水温も高く、千の単位がやっとです。結果、回数を重ねることになります。回数を重ねると、漁協も一生懸命努力しているかのように見えます。
 もっとも、近々、有名な大会の開催が予定されており、全国に向けて日野川の評判を落としたくないことも大きな要因だと思います。
 この様に、天然遡上の状況次第で、追加放流をしたり、しなかったりがあると思います。万が一の備えは十分にしておく必要があります。十分に備えをして、追加放流の必要のない年、余った鮎はどうなるのか、と考えてしまいました。  
 さて、今日は土用の丑の日、スーパーの魚売り場を覗くと、国産養殖ウナギは小振りなものが2,200円/尾、中国産はその倍近くのサイズで1,300円程度です。
 近年、中国産の食品が安価に出回っていても、中国の外交姿勢に対する反感や、輸出食品への不信感から、国民的感情だけで、買う買わないの選択をしてしまいます。安くて美味しい物なのかも知れませんが。
 
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鮎釣人の日々(7/28)

2014-07-28 08:30:00 | 日記
 省エネと健康管理を兼ねて川の中に立ちます。家にいれば、冷房費が掛かります。冷房費と同じ金額で日野川下流まで行けます。家か川か、朝、おにぎり1個を握って、ペットボトルに水を詰めて出かけます。
 川の中を何度も上・下に往復します。速い流れの中では、足を踏ん張ります。頭が熱くなったら、帽子で水を汲み、そのままかぶります。川の水が背中を伝います 程良く疲れたら納竿です。HbA1cは着実に下がっていきます。
 さて、昨日、一昨日は日野川釣行を休みにしました。そこで、梅雨明けまで評判の良かった江の川の視察に出掛けました。作木から都賀まで見て下りましたが、釣人の姿は皆無でした。石の色も冴えず、鮎も人も完全に土用隠れ状態に入っていました。江の川の鮎にスイッチが入るのは、八月後半になりそうです。
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鮎釣人の日々(7/27)

2014-07-27 08:30:00 | 日記
 先週、いつもお世話になっている家内の友達のリクエストで、ハンバーグとミネストローネを作りました。5人前です。ハンバーグのガルニチュールはマッシュポテト、キャロットグラッセです。夕方、我家に受け取りに来ました。
 家内の友達宅は、その日、法事で、行事を取り仕切りながらの夕食の支度まで手が回らないため、私が惣菜づくりの代行をすることになった次第です。小さな可愛い孫が来ているので、ハンバーグだそうです。
 主婦の手が回らない時の、外食やスーパーの惣菜とは一味違う料理の代行システム、今のところ営業としてはやっていませんが、自分の刺激にはなります。
 さて、昨日の日野川、いつもの場所でオトリ取りを始めましたが、掛かる気配なし。下手の細流に移り、オトリに出来そうなサイズをゲットして、楽々福の堰堤に向かいました。しかし、先客あり。先客の少し下でまともなサイズが掛かりましたが、胸に掛かり、大出血。その後、身体と頭に水をかけながら頑張るものの、鮎の反応は無く、午後1時に納竿しました。
 この日の日野川下流はかなりの賑わいがありました。極暑の中、釣れない鮎を求めて皆さん頑張っておられます。鮎は釣れませんが、足腰と集中力の鍛錬にはなります。
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鮎釣人の日々(7/26)

2014-07-26 08:30:00 | 日記
 家内の知人から沢山のトマトを頂きました。野菜サラダ、ミネストローネ、ラタトゥイユ、スパゲティに使います。
最近まで、トマトは彩り用の夏野菜としか思ってなかったのですが、調理師学校で西洋料理を教わってから、トマトの用途の広さと美味しさに目覚めました。
 近年、野菜の中での一番人気はトマトではないか、と思うようになりました。トマトの持ち味は、旨みと酸味です。
 さて、昨日も十時に岸本のいつもの場所に行きました。オトリ取りの場所に先客がありました。どこか別の場所で、オトリを取らねばなりません。八幡さんの裏に行ってみました。見た目は素敵な場所でしたが、鮎がいません。かろうじてオトリになるギリギリサイズを一時間かけて一尾確保し、午後から楽々福の堰堤下に入りました。瀬の中に鮎はいませんでしたが、堰堤下のチャラで良型4尾の釣果がありました。意外な場所に良型が付いています。
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鮎釣人の日々(7/25)

2014-07-25 08:30:00 | 日記
 ズボラな釣りをしていると、ハリス止めにハリスが付いていないことに気が付きません。どこかで、コツンとかすかな衝撃があったことに気付きません。その後、ハリをつけない仕掛けで釣りをする時間が生じます。
 ハリが無くなっているということは、釣れるべきポイントで追当たりがあったということです。本来なら、元気のいい野鮎が釣れ、循環の釣りが繰り広げられている筈です。
 ハリのついていない仕掛けで空白の時間を過ごすことは、愚かなことです。自分の愚かさにあきれます。悔いの残る一日になります。
 さて、昨日の釣行ですが、3日続けて岸本の同じ場所です。すんなりオトリを取って、友釣りに切り替えました。どうしたことか、オトリを取った場所で、良型がぽつぽつ掛かります。10時~15時まで釣って、15尾の釣果でした。良型が半分以上を占めました。まさかの「つ」抜けでした。この日の釣行で、20回目になりました。シーズン終了までに、計35回程度の釣行になることでしょう。鮎がいればの話ですが。
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鮎釣人の日々(7/24)

2014-07-24 08:30:00 | 日記
 本格シーズンに入ったので、7.5号のイカリを巻きます。これまで、6.5号~7.0号だったので、ずいぶんとハリの大きさの違いを感じます。
 ハリスも1.0号から1.25号に替えます。1.0号ではハリスに当り切れが生じる様になったからです。小さなオトリに大きな鮎が当たっても、ハリス切れは起こりにくいのですが、大きなオトリに大きな鮎が当たると、一瞬の衝撃でハリス切れを起こすのです。ハリスを太くするか、逆バリのセットを浅くしないと、当り切れは避けられません。
 しかし、セットの仕方が浅すぎると逆バリが抜けたり、ハリ掛かりが悪くなったりします。適当な釣りならズボラで構いませんが、真剣に釣りをしようと思えば、鮎の大きさ、流れの強さによってハリとハリスを替えなければなりません。
 さて、昨日も性懲りも無く鮎のいない日野川に行きました。午後1時から開始です。小さなオトリはすんなり取れるのですが、まともな大きさの鮎は密度が薄く、釣果は「つ」どまりです。それでも、3尾程良型が混じりました。なかなか寄せられなかった鮎は110gありました。
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鮎釣人の日々(7/23)

2014-07-23 08:30:00 | 日記
 ある日、急に右肩が痛くなりました。前日に竿を握った状態でダイブしたことが原因なのかもと考えています。しかし、その時、何の痛みも無かったのに、翌日起きてから痛みに気が付いたことに疑問を感じます。
 他に思いあたることと言えば、最近、車の運転をする時、肩を上げにくい状態が続いていることです。正直言って、原因ははっきりしません。俗に言う、50肩なのかも知れません。
 肩をゆっくり回すと痛みは無いのですが、腕を急に上げようとすると痛みます。肩を回せば、コリコリと音がします。
 湿布を貼って様子を見ていますが、鮎を掛けて、抜こうとして腕を上げる時に痛みます。私の抜きは昔から片手抜きです。鮎が水を切る瞬間に腕を天に突き上げます。片手抜きの祟りかも知れません。痛みがある間は、寄せ取りでやります。
 さて、昨日の日野川ですが、岸本でオトリを2尾取り、友釣りで3尾取ったところで、楽々福橋の下流に向かいました。先客がヘチで2尾釣るのを見ましたが、流芯では音沙汰なしです。
 ここを諦め、根雨に向かいました。舟場の上下流は鮎の姿なし、石の色も冴えず、早々に退散しました。再度、岸本に入り、1尾を追加して納竿しました。
 今の日野川、おそらく、「つ」で終わりでしょう。釣れば、釣っただけ鮎の数が減っていく実感があります。その内、鮎はいなくなりそうです。 
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鮎釣人の日々(7/22)

2014-07-22 08:30:00 | 日記
 自分で料理を作る習慣があることは喜ばしいことですが、たまに、高級食材店や大型スーパーに行って、美味しそうな各種惣菜を見ると、「これを買ってしまえば、何の苦労も無いな」と思うようになります。
 市販の惣菜に慣れてしまうと、すべての食事が自分の知らない所で準備されるシステムに抵抗が無くなります。
 食べることへのこだわりが無くなると、おまかせの人生です。ついでに、住むことへのこだわりも無くなると、完全に施設生活者になります。施設生活者になるには、それなりのお金が必要ですが。
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