鮎釣人の日々

 退職後の人生をどう生きるか。鮎釣りを中心とした今後の生活設計模索の日々を綴ります。

鮎釣人の日々(8/31)

2015-08-31 08:30:00 | 日記
 久々の雨で増水すると、川から農薬の臭いが漂います。田んぼの稲に散布した農薬が川に流れだすからです。農薬の臭いは、下流ほどきつくなります。人の健康に影響を及ぼさない範囲とは言え、決して気持ちの良いものではありません。
 当たり前のことですが、上流の鮎ほど農薬や人間の生活排水の影響が少なく、香りが高くなります。毎年、高知市で開催される「清流めぐり利き鮎会」でグランプリを獲得するのは、そういった山間部を流れる川の鮎です。
 さて、昨日は日野川巡視です。前夜の雨で茶褐色に濁っていました。まさか、釣人は居ないだろうと思いきや。岸本の伯耆橋界隈は大盛況です。シーズンも残り少なく、折角川に来たのだから、と言う思いなのでしょう。タイツもシャツも泥まみれです。
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鮎釣人の日々(8/30)

2015-08-30 08:30:00 | 日記
 日野川の中・上流で鮎釣りが芳しくなくなってこの方、岸本でのオトリ取りの苦労が続きます。下流に鮎が濃い年は30分程頑張ればオトリが取れました。そのオトリを元に友釣りも展開でき、5時間も釣れば20尾程度の釣果がありました。ところが、今年みたいな年は、オトリ取りに時間が掛かり、鮎が薄いため友釣りの循環が途切れます。
 中・上流で鮎が釣れていた頃は、オトリは根雨の義叔母の家の引き込み池に浸けておけば済みました。朝、叔母の家に向かい、着替えをして、浸けてあるオトリを連れて釣り場に向かっていました。釣りを終えると叔母の家に戻り、翌日以降のオトリを池に浸けて、着替えをして帰っていました。オトリ取りは余程のことが無い限り、する必要はありませんでした。
 ところが、中・上流では何年も不漁が続いています。この不漁は、遠来の釣人の一人として「問題あり」と感じていますが、地元の人にとってはそれ以上の重大事ではないでしょうか。一般の遊漁者にも分かるように、漁協のHPに不漁原因についての情報提供があっても良いのではないでしょうか。
 さて、昨日は日野川に愛想を尽かせて、江の川に向かってみました。午前8時に家を出て、両国橋に着いたのが10時過ぎ、水量はやや多めですが、コンディションとしては良い方です。大津の瀬に1人の釣人の姿があったので、釣りになる可能性はあると判断し、早速、遊漁証とオトリを買いに橋のたもとのオトリ屋を訪ねました。
 ところが、玄関に貼り紙です。「今シーズンの営業は終了しました」とあります。玄関を開け、家の老婆に尋ねると、「体調が悪く遊漁証もオトリも扱いを終了した」とのことでした。この近辺のオトリ屋はこの家しかなく、遊漁証とオトリをどう確保すればいいのか尋ねると、遊漁証は監視員が廻ってきたら500円をプラスして払えばいいし、9月1日からコロガシが解禁になるので大丈夫とのこと。しかし、今日は8月29日、思わず天を仰ぎました。
 仕方なく、大和のオトリ屋まで下りましたが、ここも留守。生簀に水は入っていません。多分、今シーズンは商売にならないから、早々と切り上げたものと推察しました。
 どうしようもなく、大浦の瀬より下流を巡視することにしました。大和、川本、因原、桜江とみてまわりましたが、釣人の姿は長藤の瀬に1人、川本に1人あっただけでした。
 この大河(島根県側)にたった3人の釣人、毎年(近年)のこととは云え、広島県側の盛況振りとはまるで異なる状況に泣けてきました。大河は憧れでしかありませんでした。
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鮎釣人の日々(8/29)

2015-08-29 08:30:00 | 日記
 ブログを書き続けて1500日以上になります。毎日の投稿は大変なので、書き溜めて小出しに投稿するようにセットします。
 ところが、最近、投稿予約の日付をセットせずに即日投稿してしまうことが多くなりました。焼きが回ったと言うか、取り敢えず原稿を書いたことで安心してしまい、日にちの設定なしに投稿してしまうのです。
 後で気が付いて間違えて投降した原稿を削除したりしますが、うっかりが多くなりつつあることに不安を感じるこの頃です。
 さて、昨日の日野川、用水路に浸けておいたオトリを連れて、楽々福橋の下に入って見ました。水はやや多めでしたが、本来なら出水後のサラ場で、絶好のコンディションの筈です。しかし、すぐ釣れるはずの鮎がいません。一度さらえた場所への補充は、今年に限っては無いようです。
 楽々福を諦め、根雨に向かいました。根雨の鉄橋下で小振りな鮎2尾を釣り、武庫の気になる所を覗いてみました。残念ながら、鮎はいませんでした。
 帰りに岸本を覘いてみましたが、伯耆橋界隈は祭りのような賑わいでした。限りある鮎資源、釣れば釣っただけ少なくなります。当たり前のことですが、如実に感じられました。今シーズンの日野川は終りの様な気がしてきました。
 
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鮎釣人の日々(8/28)

2015-08-28 08:30:00 | 日記
 先日、いつもコロガシをする場所で、12~13cmの痩せた鮎が2尾掛かりました。このビリ鮎を無理やりオトリにしてオトリのサイズアップを図りましたが、この時期になっても大きくなれない鮎に哀れを感じました。
 鮎の成長は河川環境、放流時期、放流サイズ、放流量にも依るのでしょうが、この時期の小さな鮎は哀れです。   
 さて、昨日は出水後の日野川に出掛けました。岸本に着くと、水位は普段より15センチ程度高、薄い濁りが入っています。台風以降、誰も竿を出していないサラの釣り場です。釣人はいません。コロガシで2時間かけてオトリを2尾取り、瀬トロで友を出します。ポツポツと掛かりました。16尾の釣果でした。鮎に脂がのってきました。
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鮎釣人の日々(8/27)

2015-08-27 08:30:00 | 日記
 高津川漁協は今シーズンの鮎禁漁開始を前倒しします。少しでも多くの親魚を残して、来年の天然遡上を確保しようとする試みです。
 天然遡上は自然の環境条件に大きく左右されます。この試みが成功する保証はありません。
 しかし、何もしないよりはましです。関係者が資源循環の大切さを認識するようになるからです。また、河川環境の保全を考えるようになるからです。
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鮎釣人の日々(8/26)

2015-08-26 08:30:00 | 日記
 日野川に向かうのが億劫になってきました。行っても、オトリ取りで難儀し、あちこち釣り場を替えながらも「ツ」の抜けない釣りにしかなりません。。
 その日の釣りを終える時、自分は一体何をしに川に来たのかと思います。「そうだ、自己鍛錬だ」と思い直します。
 さて、台風一過です。河川水位は最高80センチ上昇しました。急な降雨で増えた水は、早く引きます。明日は、日野川の朝の水位を確認して、良さそうなら様子見に出掛けます。江の川の水位も要チェックです。
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鮎釣人の日々(8/25)

2015-08-25 08:30:00 | 日記
 鮎釣り終盤の降雨は鮎を瀬肩に集めました。溢れるほど鮎がいた時代には、降雨の増水の後、瀬肩で待っていれば幾らでも鮎が掛かったものです。
 ところが近年、増水の引き際、瀬肩に集まるアユがいなくなりました。瀬肩には良質のコケが付き、鮎達は我先に苔の付いた石を目指す筈なのですが、近年、餌場を争う程の競争相手がいません。良質のコケを求めて鮎は動きません。水況の変化を期待すること自体、難しい時代になってきました。
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鮎釣人の日々(8/24)

2015-08-24 08:30:00 | 日記
 名残の鮎は片腹にオレンジラインが入ります。腹には卵巣や精巣が発達してきます。盛期の鮎ほどの香りと味わいはありません。それでも、鮎は鮎です。
 釣りは余裕で臨みます。釣れてよし、釣れなくてもよしです。こうして、無欲で臨めば「そこそこ」の釣りになります。雲の形も変わって来て、寂しさを感じながらの釣りです。
 さて、昨日は竿を持たず川見です。相変わらず、岸本は大勢の釣人で賑わっていました。まるで釣大会でも開催されたかのようでした。上流に上がると、珍しいことに、根雨の舟場に2人の釣人の姿がありました。完全な場所間違いの様な気がしました。
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鮎釣人の日々(8/23)

2015-08-23 08:30:00 | 日記
 鮎の皮が固くなってきました。しっかりと掛かってしまえば、流れの緩い場所なら小バリで十分持ちます。ところが、瀬の中だと身が切れたりハリが伸びたりします。数少ない貴重な鮎です。釣り場に応じてハリを使い分ける必要があります。
 さて、昨日の日野川ですが、前夜の雨にも拘わらず、水位情報を確認すると水位はそれ程上がっていません。出掛けました。岸本でコロガシをし、2尾のオトリを取り、そのまま岸本で友を出しました。
 いつもの瀬の中でポツポツと掛かりました。午後の出水時にバタバタと良型が竿をしぼりました。午後2時過ぎまで釣って、「ツ」を超えたので納竿しました。
持ち帰った鮎を焼く前に、下顎側線孔を確認しましたが、全て人工放流魚でした。鮎のスタイルが良くありませんでした。
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鮎釣人の日々(8/22)

2015-08-22 08:30:00 | 日記
 鮎にとって快適な川は清流です。しかし、清流には釣人が大挙して押し寄せるようになります。鮎はストレスを感じます。快適でなくなります。鮎は人の遊びや楽しみのために生まれてきた悲しい生き物です。せめて、資源の循環だけは人の手で確保してやらなければ絶滅危惧種になってしまいます。
 さて、昨日の川ですが、空模様も気分もすぐれません。川は休んで、自動車免許の更新に行くことにしました。
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