鮎釣人の日々

 退職後の人生をどう生きるか。鮎釣りを中心とした今後の生活設計模索の日々を綴ります。

鮎釣人としてのスタート(7/31※明日からは「鮎釣人の日々」に題名変更します。)

2011-07-31 07:22:38 | 日記
 今日も休業です。朝からパソコンに向かっています。川に行かず、ゴロゴロ寝転んでいると腰が痛くなります。若いころとは違います。体を必要以上に休ませると筋力が落ちます。筋力が落ちた分、腰に負担がかかります。長時間車を運転しても腹筋と背筋のバランスが悪くなり、腰が痛くなります。特に、昔からの腰痛持ちはそうです。
 腹筋、背筋は一度落ちてしまうと、そう簡単には付きません。日々の運動の積み重ねが要ります。そういう意味で、私は瀬の中を流れに逆らって何度も往復します。足の指の筋が張ります。内股の付け根の筋肉が付きます。竿を支える背筋と腕力が付きます。掛かりアユの疾走を止める腹筋が付きます。これを右岸・左岸でバランスよくやります。同じ釣り場だけにこだわると、体の片方だけが鍛えられ、ついには腰が痛くなるからです。
 さて、明日は故父の初盆前の行事が実家であります。午後からでも入川出来たらオトリ継ぎをします。この根雨においているオトリですが、濁水が入ると傷口(鼻管、掛り傷)の周りから細菌に感染していきます。濁水さえ入らなければ3~4日間は大丈夫です。オトリ缶内部の色に同化し黒くなり、痩せますが。
 最後に便利な釣具の一部を紹介します。糸巻きです。私は20年数年来、仕掛けをフィルムの空ケースに巻いています。ケースの中に鼻管周りをコンパクトに入れ、蓋をし、糸を巻きます。先端は再びケースに入れ蓋をし、ベストのポケットに入れます。フィルムケースの蓋はきっちりしているので外れることはありません。やわらかい角のないプラスチックですから、蓋で仕掛けを傷つけることもありません。
 使用時は、まず先端部分だけを取り出し鼻管周りを残したまま蓋をします。穂先に仕掛けをセットし、下流に障害物さえなければケースを流れに放り出します。と同時に竿を伸ばします。糸は竿の伸長と流れに乗ってクルクルと糸巻きから外れていきます。竿と仕掛けが伸びきったら、下流に鼻管周りだけが納まったケースが浮いています。さをを立てて引き寄せ、ケースの蓋を外して仕掛けのセット完了です。
 糸を巻くときは竿を伸ばしたまま岸辺の草等に横たえ、クルクルと巻いていきます。伸ばしたままの糸を巻くときは、目印周りのもつれ等のトラブルは生じません。本当にシンプルな優れものです。
 近年、デジカメの普及で、フィルムを使わなくなりました。フィルムケースをどこかから求めてこなければなりませんが。探せば、似たようなものがあるかも知れません。
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鮎釣人としてのスタート(7/30)

2011-07-30 11:44:49 | 日記
 朝からくつろいでいます。来週末は姪の結婚式があるので、早朝から床屋に行きさっぱりとしてきました。いよいよ後半戦に突入ですが、7月は15日間の釣行日数で215尾の釣果です。竿を寝かさないと釣りにならない場所が主体ですから、型は大型揃いです。今年の日野川の出来からすると、まずまずの成績かと思っています。
 8月は結婚式や故父親と故叔母の初盆等があり、じっくり釣が出来そうにありません。アユの居場所は判っています。ゆっくり釣ります。
 さて、7月の経費ですが、燃料費に3万円、小道具に5千円程度です。弁当は毎朝自分でおにぎりを1個つくりますが、経費に加えていません。
 鮎釣人になって勤め人のごとく川に通ってきましたが、我ながら飽きもせずよくやってると思います。瀬の中で一本の細い糸で結ばれた大型アユとのやり取り、その極度の緊張感が私を川へ向かわせるのです。
 おかげで、体重は解禁から2キログラム落ちました。シーズン中は心と体の健康は保てそうです。
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鮎釣人としてのスタート(7/29)

2011-07-29 19:18:56 | 日記
 川を見ながら根雨まで上がります。途中、パラパラと釣人の姿がありました。今日の釣り場は武庫に決めていました。根雨に上がる途中ではポイントに誰もいません。根雨で着替えをして武庫に下がります。
 ところが、武庫のポイントにさしかかると川への降り口に車が2台止まっています。僅かの差で先を越されました。車の人はこれから着替えて入川のようです。その釣人がどこの場所に入るか見届けて武庫での釣をあきらめました。
 次にどこに行くべきか迷いましたが、シーズン後半に型揃いの出る根雨の内緒のポイントをめざしました。ヤブをかき分け、川にたどり着くと、何と人がいます。まだ、竿は出していません。ポイントの下に入っていいかと聞くと、自分が下に入るとのことです。
 結果、私は自分が目指した場所で釣ることになりました。川幅の絞られた急な瀬と渦巻く淵です。昨日までに較べると水量はかなり減っています。オモリを使えば何とかオトリをもぐりこませられます。この場所が攻めるに値するかどうかは最初の一尾で決まります。
 アユが付いていないのではと案じましたが、淵の絞りで掛りました。21センチ程度の大型です。もう大丈夫です。この周辺にアユが付いている証拠です。11時から15時半までここで頑張り、18センチ~22センチの型揃い17尾を抜きあげました。22センチのアユは100グラムありました。
 やはり、攻められていないポイントにはアユはいます。釣りやすい釣り場にいないだけです。後半戦に希望が持てました。
 土・日の釣は休みます。7月も終わります。鮎釣人の7月の総括は土・日にします。
 
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鮎釣人としてのスタート(7/28)

2011-07-28 18:33:34 | 日記
 武庫に入りました。入ってみると、やや水位が高く薄濁り状態です。雷雨によるものなのか、発電所の放水なのかよく分かりません。
 とりあえず、瀬肩からです。一発で掛りました。ここまではシナリオどうりでした。しかし、瀬肩の吸い込みに入られ、抜きの体勢に入った途端、身切れでバレました。気を取り直して周辺を探りますが、次の反応はありません。
 オトリを引き寄せ、少し場所を替えようと藪際に後ずさりした途端、滑って尻餅です。この拍子につまみ糸の結び目が切れます。3尾のオトリを準備持ってきたので、残りのオトリを使い押しの強い淵を攻めますが掛りません。オトリも弱りました。
 さて、ここが思案のしどころです。下手をすると、これまで続けてきたオトリ継ぎが出来なくなります。最後の元気なオトリでこの場所を攻め続けるか、別の場所でオトリを確保するかの決断です。
 結局、根雨の鉄橋下の攻めやすい場所でオトリを確保して再度挑戦することにしました。この場所は、しばらく振りでしたが、完全に場荒れしていました。オトリになるかどうかと云ったサイズが2尾しか掛りません。
 仕方なく、昨日まで攻め続けた舟場に行って見ました。左岸に一人釣人がいるだけです。あまり元気でもないオトリを連れて、右岸に入ります。瀬肩からじっくり攻めます。やや小振りながら数尾が掛りました。このときから急に水の押しが強くなります。放水です。水位が上がります。薄濁りも入ります。
 ここから瀬の中で掛り始めました。しかし、型は小振りです。これまで、この釣り場で掛けてきた大きなアユはほんの一部で、へチにいる様な小型のアユが大半を占めます。これまで僅かしか釣ってないのに、それだけでアユの密度が薄くなります。今日はなんとか「ツ」を逃れ、明日のオトリも確保したものの、先が見えません。でも、やってみます。
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鮎釣人としてのスタート(7/27)

2011-07-27 17:54:35 | 日記
 雨を覚悟で根雨の舟場に入りました。ここのところ続けて攻めている釣り場で、今日の釣果がおよそどうなるか入川前に予測できました。オトリを継ぎを目標におきました。10時半入川です。風が強くなりました。風の後に雨が降ります。雨の時には風は止んでいます。
 ちょうど瀬肩に入った時、雨が強くなりました。掛ります。殆ど入れ掛り状態です。雨は長く続きません。一時間足らずで10尾です。型は瀬肩の吸込みで良くなりました。
 瀬肩での祭りが終わった後は瀬です。瀬のアユは瀬肩より小ぶりです。本来と逆のことが起こっています。3時まで釣って16尾です。これが限界かなと思いました。
 毎日、同じ場所を攻めていると限界が見えるようになります。明日は場所替えです。場所を替えても、型を揃えようとすると「ツ」を抜けるのがやっとです。今年はおかしいと云いますが、案外、毎年こんな状態だったのかなと思ったりもしてます。
 おかげで今日も、足腰の鍛錬になりました。これまで左岸で釣ることが多かったのでですが、右岸で釣ることによって足の筋のバランスが良くなりました。片方ばかりを使い続けるのは、何事においても良くないことを実感しました。
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鮎釣人としてのスタート(7/26)

2011-07-26 18:10:11 | 日記
 気合が入っていました7時30分発です。岸本周辺は薄濁り、昼にはきれいになりそうな水色です。故叔母の家の温水器の確認のため少し時間をくいましたが、9時半には入川です。根雨の釣り場です。
 最近、釣人の姿がない釣場でもあり、誰もいません。瀬肩から入り、1時間程度かけて瀬尻まで釣り下がります。意外と反応は鈍く、5尾程度しか釣れません。竿を10メートルに替え、第2ラウンドに臨みます。先程の9メートル竿では届かなかった場所を丹念に釣ります。9尾です。第3ラウンドで6尾追加します。3時で納竿しましたが、計20尾で終了です。
 今日のこの釣り場のアユは水に変化(若干の増水と濁り)があったにもかかわらず、先週のアユより小振りでした。瀬の深みで掛ったアユの中には大きなものもありましたが。
 釣れば釣るほど薄くなる。当たり前のことですが、「こんなにも沢山のアユがどこに居たのか」と言うことにはなりそうもありません。
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鮎釣人としてのスタート(7/25)

2011-07-25 15:36:24 | 日記
 昨夜から上流部の水位が上がっているのは承知してましたが、薄にごり程度と勝手に決め込んで出かけました。水嵩はそれほどではありませんが、下流から茶褐色の濁りです。根雨まで上がったので、「夕方まで待てば」とも思いましたが、今日はあきらめました。この濁りは明日には回復するでしょう。明日は気合を入れて出かけます。
 根雨まで行ったので、故叔母の家の掃除をし、業者に温水器の点検をお願いしました。これまで、この家では着替えしかしてないので、シャワーを浴びることはありませんでした。しかし、盆が近づくと故叔母の子供達が初盆で帰ってきます。この時期、風呂が使えないと大変です。点検はすぐに済みました。結果は、夜間電力利用の温水器なので明日になってみないと分りませんが。
 
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鮎釣人としてのスタート(7/24)

2011-07-24 08:44:01 | 日記
 晴天です。定休日ですので臨時操業はしません。セミの声がしています。気持ちがうずうずします。ここは気持ちを切りかえます。今週の食糧調達と当面食べる惣菜を作っておきます。夏場はチキンスープカレーなどふんだんに作っておきます。あらゆるスパイスを用い、ピリ辛で保存が利くようにしておきます。
 また、昨日失った仕掛けを作ります。老眼が進んできたため、複合メタル等の仕掛けはバックが見やすい場所で作ります。酔っ払っていては出来ません。仕掛けの長さも竿に合わせておきます。現場で調節すればいいのですが、竿を伸ばしてからの調節になりますので、風が吹いてもつれたり、藪に引っ掛ったり、せっかくの仕掛けをパーにすることがあるからです。
 人間恐ろしいもので、一度、細く強い糸を使ってしまうと、今までの糸を使う気がしなくなります。麻薬のようなものです。これらの糸は確かに優れものです。アユが掛かって切れることはありません。永遠です。それらを失う原因はもつれ、木掛かり、結束部分の確認不十分、目印に掛ったアオノロやくもの糸のたくし上げによる擦れが主です。
 釣具の進歩は釣りやすさを生みましたが、産卵期まで生き残る筈のアユを減少させています。天然遡上のある川では、発電所堰堤等の問題も含め、人間の満足とアユ達の自然の営みとのバランスをもっと考える必要があります。
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鮎釣人としてのスタート(7/23)

2011-07-23 18:18:43 | 日記
 天気が良くなってきたので、休業を返上して昨日と同じ武庫に入りました。さっぱりです。前の日に攻めた場所を次の日も攻めるなんて、愚かなことでした.根掛りしました。仕掛けを切りました。
 場所を替えて日野町の上流に入りました。前から気になっていた場所です。入りたい場所には人はいません。その下手に一人だけです。ところが、私が渡渉し始めたら、下手の釣人は押し流されそうな瀬を渡って、私の目指す場所に入りました。
 結局、私の行き先は定まらない状態になりました。仕方なく、辺りの釣れそうなポイントを攻めます。出鼻をくじかれたこんな日はろくな事がありません。根掛りです。また、仕掛けを切ります。集中力の無くなった状態です。早々に退散です。6「ツ」でした。
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鮎釣人としてのスタート(7/22)

2011-07-22 18:40:05 | 日記
 江府町の武庫に入りました。10:30入川です。下流と上流に数人の釣人がいます。一番深くて押しの強い真ん中の場所には誰もいません。ここに入ります。
 最初のオトリを入れて様子を見ますが反応はありません。おまけに、オモリも付けてないのに根掛りです。あおって、仕掛けを切りました。
 竿を昔懐かしい硬中硬の10mに換えます。流芯の向こう側にオトリを入れるためです。掛ります。武庫のアユは他の場所に較べ一回り大きいサイズでした。20センチオーバーです。ここのアユは魚体の幅と体高が他と違います。20センチそこそこで結構な引きをします。過去に25センチが揃った頃はどんなだったか、思い出そうとしても、思い出せません。
 結局、3時までやって15尾の釣果でした。下流はどうか判りませんが、今の日野川でこの程度釣れれば上等かなと思いました。
 密度は薄いものの、アユはいます。薄いからと言って、それ程早く大きくはなりません。少ない釣果で、如何に満足を得るか、自分をどう納得させるかです。
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