鮎釣人の日々

 退職後の人生をどう生きるか。鮎釣りを中心とした今後の生活設計模索の日々を綴ります。

鮎釣人の日々(9/30)

2014-09-30 08:30:00 | 日記
 料理教室の講師を引き受けることになりました。旧職場のOB相手とはいえ、料理を教えるには、科学に基づく理論が必要です。科学を基礎としない調理は、うまく出来たり失敗したりを繰り返します。
 例えば、卵料理がその典型です。黄身、白身の凝固温度を知り、その温度と時間設定が出来れば、上手くいきます。道具を上手に手早く使う技術も必要ですが、道具使いは慣れれば上手になります。私は理論を教えます。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鮎釣人の日々(9/29)

2014-09-29 08:30:00 | 日記
 鮎釣シーズンが終わり、また、暇を弄ぶ時期になりました。することと言えば、家内との旅行、料理教室の講師、健康散歩、季節の料理作りくらいです。シーズンオフはどうしても運動不足になりがちです。体重も増えます。腰も痛くなります。HbA1cも上昇します。
 この問題をどう解決するか、ウロウロと市内を歩き回っても、不審者と間違われます。本をはじめとする不用品の整理、家の周りの雑木の整理を始めるとともに、朽ちかかっている倉庫の修繕に取り掛かることにします。何時でも良いようなことですが、体力と気力が無いと出来ないことなのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鮎釣人の日々(9/28)

2014-09-28 08:30:00 | 日記
 先日、境港のいつものお店を覗きました。夏枯れ状態から秋の漁獲が始まりかけていました。アジ、サバ、イワシ、サンマは地元でなくても、どこからでも仕入れています。地元産は定置網に入りだしたカマス、ツバス、サワラが主体です。その中で、半端な魚を一箱に納めた朝獲れ物がありました。クロヤ、バトウ、サワラ等です。その中で、クロヤが光っていました。1キロは優に超える大物です。朝獲れに加え、〆がしてありました。即、買いです。まだ十分脂は回っていませんが、刺身にも焼きにも出来ます。
 このクロヤを買う際、店の若者が「どうしますか」と問いました。渡りに船です。クロヤの前処理を家庭で行うのは、流しを汚し、生ゴミを出すことから、まだ気温の高い時期は敬遠すべきことなのです。
鱗と内臓を取ってくれと頼みました。若者は、店の裏方に「水洗い」と伝えました。「水洗い」は鱗や内臓を取り除く前処理のことです。まだ「アンちゃん」の若者が、こんな言葉を使い、裏方がそれに応じるの聞いて、水産業に従事する職人の世界が「健在」なことを嬉しく思いました。今の時代に、「水洗い」の分かる若者がいたことに感激でした。   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鮎釣人の日々(9/27)

2014-09-27 08:30:00 | 日記
 活きのいい魚は、どう調理しても美味しいものです。料理屋が小魚を姿のまま焼く時は、串を打ちます。焼き上がりの魚の姿に、躍動感を持たせ、美味しく見せるためです。活きた魚は焼いた時、鰭と皮に張りが出ます。身もふくよかで、ジューシーです。客からお金の取れる料理は、素材へのこだわりがあります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鮎釣人の日々(9/26)

2014-09-26 08:30:00 | 日記
 今日から、日野川には釣人の姿は無くなります。遊漁期間が昨日で満了したのです。どれだけの親魚が残って、どれだけの卵が産み落とされ、どれだけ来年の資源に寄与するのかは、来年の蓋を開けてみないと分かりません。しないよりは、した方が良いかも、と言った努力です。努力が報われる年であることを祈ります。
 さて、私の今シーズンの成績ですが、45回の釣行、447尾の釣果で終わりました。平均釣果は10尾/回です。数年前までの平均釣果は20尾/回でしたから、今年は特に鮎が少なかったのでしょう。また、遅出、早帰りも貧果の一因かと思います。貧果の半面、これまでの日野川下流部に珍しい良型が掛かったことが、最後まで釣行意欲の支えになりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鮎釣人の日々(9/25)

2014-09-25 08:30:00 | 日記
 活鮎は焼くと鰭が立ちます。胸鰭と腹鰭は広がってピンと立ちます。肉質も、死後硬直前の状態で焼くことによって、軟らかくふくよかな食感があります。鮎料理を売りにする高級料亭の鮎料理は、活鮎を使います。
 漁獲されてから一晩、生簀で消化管の中身を出させてあります。客の注文を聞いて、〆てから串を打ちます。串で焼くことにより、鰭が自然に立ちます。アミで焼く場合、胸鰭は圧迫されて、きれいな焼き上がりになりません。
 来年からは、釣った鮎は食べる数だけ活かして持ち帰ることにします。折角、車のシガレットソケットから電源の摂れるインバーターと、パワーのある交流のエアポンプがあるのですから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鮎釣人の日々(9/24)

2014-09-24 08:30:00 | 日記
 水温も気温も下がると、相当数の鮎を活かしたまま運びやすくなります。夏の間は、10尾以上の鮎を数時間活かして運ぶことは困難でした。なぜなら、エアコンの利いた車の中とはいえ、鮎缶に汲む川の水は水温が高く、それに加え、エアポンプから夏の暑い空気を送り込むからです。氷を浮かべても、すぐ水温が上がってきます。
 ところが、最近は川の水温も低く、風も冷たくなり、水温20℃程度を維持したまま通気可能です。先般、型の良い10尾の鮎を24ℓの鮎缶で、一時間半かけて持ち帰りましたが、まるで元気でした。
 早速、活きた鮎を焼きましたが、活かした鮎と〆て数時間経過した鮎との焼き上がりの違いが分かりました。(詳細は明日)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鮎釣人の日々(9/23)

2014-09-23 08:30:00 | 日記
 彼岸の中日です。しかし、鮎には情け容赦はありません。日野川には沢山の釣人が押し寄せます。たいして釣れもしないのに、他の川よりは釣れるのでしょう。
 日野川漁協が他漁協より真面目に取り組んでいることの証です。以前は、駄目な漁協だと思っていましたが、駄目だと言いながら、まるっきり駄目なことはありません。日野川漁協が他河川の漁協よりは、はるかにましなことが認識できました。
 さて、昨日は早めの出発でした。9:30に岸本に着きましたが、既に先客ありです。それも、ウエットスーツで身を包んだ投網打ちです。コロガシの漁場を隈なく網で覆います。私のオトリ取りの場所がありません。仕方なく、少し下の分流でコロガシます。何とか1尾を取りましたが、友釣り場には人が並んでいます。オトリ1尾を連れて、根雨に向かいました。先日、8尾を釣った場所です。
 しかし、私が釣り切ったのか、その後、誰かがさらえたのか分かりませんが、2時間頑張っても鮎の反応はありません。諦めました。何の未練もありません。昨日をもって、千秋楽としました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鮎釣人の日々(9/22)

2014-09-22 08:30:00 | 日記
 川が釣人で賑わっても、日帰り客が殆どです。ゆっくり、大河に浸りながら日暮れまで釣りをし、温泉に浸かって、釣った鮎を魚に地酒に浸る。そんな、風情のある釣りは日野川では出来ません。魚が少ない上に、人が多くて、ストレスが溜まるからです。また、そんな客を受け入れてくれる地元の態勢は整っていません。抱かれるべき川は、日帰りの難しい大河です。
 さて、昨日は施設に入所中の母の顔を見に大山町に行きました。母を墓参りにさそい、親孝行の真似事をましたが、母の認知がかなり進んでいることを思い知らされました。
 母との話は、いつも、かみ合わない内容になるのですが、昨日は、母が、今日明日中には我家に帰ることになるので、ベットの枕元に荷物をまとめてあると言ったことです。枕もとを見ると、確かに荷物がまとめてあります。
 施設の職員にそんなことになっているのかと尋ねると、首を横に振ります。母は家に帰りたい一心から、勝手に思い込みをしている様でした。すぐ近くの住まいに、帰りたくても帰れない母の気持ちを思うと、不憫でなりませんでしたが、誰が四六時中面倒を見るかを考えると、老いたら誰もが通る道かも知れないと思い直し、仕方なしに「またね」と言って別れました。
 大山町からの帰りは、お決まりの日野川視察コースです。快晴の釣り日和で、下流と上流には名残を惜しむ釣人の姿が見られました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鮎釣人の日々(9/21)

2014-09-21 08:30:00 | 日記
 川の水が減ると、漁場が狭まります。ポイントを絞りやすくなります。ポイントを絞りやすい反面、釣り荒れします。誰かが竿を出したところに、鮎はいません。釣残しが出ないからです。
 小さな川と大きな川の違いです。両岸から竿を出しても、流芯に迫れない大河は、釣り尽せない魅力があります。
 大河は、水が減って流芯に竿が届いたとき、魅力を発揮します。普段は竿の届かなさによる未知なる魅力であり、水が減れば我を忘れるほどの爆釣があることもあります。
 さて、秋晴れの日曜日ですが、釣り場の混雑が予想され、気持ちの良い釣りは出来そうにありません。よって、今日の釣りはお休みです。
 また、朝起きた時の空気の冷たさに、川に行くことをためらいました。朝一番、川で滑って水没したら、しばらくは歯の根の合わぬ思いをすることになります。禁漁までに、1回行けたら良し、行けなくても良し、の心境です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする