鮎釣人の日々

 退職後の人生をどう生きるか。鮎釣りを中心とした今後の生活設計模索の日々を綴ります。

鮎釣人の日々(2/29)

2016-02-29 08:30:00 | 日記
 うるう年で、4年に1度の余分な1日を過ごします。明日から弥生3月、水ぬるむと共に、気持ちに張りが生じてきます。アドレナリンの分泌が盛んになります。
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鮎釣人の日々(2/28)

2016-02-28 08:30:00 | 日記
 農林漁業の6次産業化が推進されています。しかし、私の守備範囲である水産分野においては、生産者が主体となって6次産業化を進めるには難しいものがあります。
 そもそも、水産分野においては、6次産業化が出来ることは個人や団体でも昔から取り組まれてきました。ワカメ、イワノリ、アラメ等の乾物販売、養殖ブリのフィレ販売、塩ウニの加工販売、魚肉のカマボコ加工等がその例です。自力で出来ることは自力で、他と連携するところは連携して取り組まれてきました。
 また、加工屋も市場からの仕入れにより塩干、練り製品、缶詰等、地元の魚を最大限利用して2次・3次産業を興してきました。
 今になって、水産業の分野で生産者が獲ったものに付加価値を付けて高く売ろうとする動きはありますが、6次産業化の芽を探し、加工・販売に取り組むことは難しいことです。養殖生産以外では安定確保の難しい水産資源を利用しての6次産業化、一匹狼による経営が多い漁業分野で分担・連携の構図が思い浮かびません。
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鮎釣人の日々(2/27)

2016-02-27 08:30:00 | 日記
 齢を取ってからも元気に生きて行くには、本気で取り組める何かが必要です。私の場合、鮎釣シーズンは精神的にも肉体的にも問題は無いのですが、オフシーズンになると悩ましい日々が続きます。
 毎日の家事は私の仕事ではありますが、家事とは特別な仕事ではありません。毎日繰り返される、さして面白くも無い日常です。
 変化を求めて、料理教室の生徒になったり、講師になったりします。また、ある団体から県の6次産業化推進に関する手伝いも頼まれ、はじめは張り切っていました。しかし、いつまで待っても仕事の依頼が無く、待機状態が続いています。そんなかんなで過ごすオフシーズンです。
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鮎釣人の日々(2/26)

2016-02-26 08:30:00 | 日記
 することのない人は何をして過ごすか、人は意欲的に取り組める何かが無いと健康に生きていけません。活き活きと生きるためには何かをしなければならないのです。
 何に生き甲斐を求めるか、ここが難しいのです。自己満足だけでは何事も長続きしません。自分も本気で取り組めて、また世間からも認められる趣味や仕事が必要です。
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鮎釣人の日々(2/25)

2016-02-25 08:30:00 | 日記
 暖房用の灯油があと何缶いるのか、計算しながら買います。買い置きの灯油を使い切ってシーズンを終えると、気持ちがすっきりします。キチンと区切りがついたことに安堵するのです。区切りにこだわるのは性格にもよります。そういう人は、何事にも素早く対応します。
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鮎釣人の日々(2/24)

2016-02-24 08:30:00 | 日記
 昨日は住民税の確定申告でした。市役所から日時が指定されていました。確定申告会場はいつもの公共施設、受付を済ませ、係りの人に申告書を手渡します。申告書を受け取った係員は電卓をはじき、すぐに「お疲れさまでした」と言います。何てことも無い年一回の定例行事ですが、いつも「やれやれ」と思います。
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鮎釣人の日々(2/23)

2016-02-23 08:30:00 | 日記
 中海のアカガイ(サルボウガイ)復活が取り沙汰されて数年になります。生産量も徐々に上がっています。この生産の実態は、篭吊の「試験養殖」によるものです。
 何故、「試験養殖」かというと、漁業権の免許されていない海域での養殖は漁業者だけの権利として認められないからです。よって、今は業としてではなく「試験」という形で行われています。
 この実態の裏には昭和40年代前半の漁業権の消滅があります。中海の漁業権は、中海淡水化によって生じるであろう漁業被害に対する漁業補償によって消滅したのです。
 その後、中海の淡水化、干陸化は中止され現在の海域が残りました。そして、サルボウガイの試験養殖です。試験養殖をするということは、試験結果によっては新たな漁業権の獲得も視野に入れてのことでしょうが、今後の中海の漁業展望は、中海の漁業者が将来とどう向き合おうとしているかにかかっています。
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鮎釣人の日々(2/22)

2016-02-22 08:30:00 | 日記
 今の時期、磯辺の海藻とその海藻を餌にする貝類が美味いです。ザザエ、アワビ等、いずれも美味しく、春を迎える時期の味わいがあります。何故なら、春の沿岸には陸の栄養塩が給され、春の海藻が繁茂するからです。海藻類を餌にする巻貝類にとって、春は餌の豊富な時期なのです。
 また、巻貝類に限らずカキ、アサリ、ハマグリ等の二枚貝流にとっても餌の豊富な時期です。初春から、栄養塩が川から沿岸に補給されます。二枚貝の餌になる植物プランクトンの大増殖の時期です。アサリ、ハマグリ等に限らず、牡蠣の美味しさはこの時期に発揮されます。水ぬるむ頃、貝類は旬を迎えます。
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鮎釣人の日々(2/21)

2016-02-21 08:30:00 | 日記
 年明けからこのかた、お店に魚が並びません。あっても、沖合底びき網で獲れたカレイ、ハタハタ、ニギスが殆どです。刺身になるような地魚はイカぐらいしかありません。そのため、この時期は九州・四国・宮城の養殖魚が刺身魚として幅を利かせます。養殖のカンパチ、マダイ、トラウトサーモンと云ったところです。早く、地魚の刺身が食べたい。
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鮎釣人の日々(2/20)

2016-02-20 08:30:00 | 日記
 日本人の魚食文化が、料亭等特別な場所を除いて衰退しつつあります。それには個食、孤食、生ゴミへの嫌悪、ファストフード、高齢化、若者の魚離れ等、沢山の原因があります。これらは消費面から見たものです。
 一方、生産・流通面では、上がらない魚価、安定しない収入、命がけの仕事、昔のままの市場流通等、産業として魅力に欠ける要素があります。
 文化、特に食文化はその地域が生み出す資源との関わりから生まれるものです。文化を廃らせないためには、子供の頃からの食育が必要です。
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