以前、マダイの刺身を「男の料理教室」のレシピに加えました。前日、いつもの高級食材店でマダイの仕入れです。翌日用の生食材料なので、高鮮度の食材が求められます。
売り場に並ぶマダイはまずまずの鮮度に見えましたが、翌日迄その鮮度が保てるかどうか不安です。料理教室の参加人数は10名程度、調理台は3台です。台ごとにマダイが要ります。3人ずつのメンバーですので1尾600~700gの大きさで十分です。良さそうなものを3尾を買いました。6,000円でした。
鮮度に関しては、その日に食べるなら上等です。問題は明日の状態です。翌日、まずまずの状態で刺身に出来るものもありましたが、中には脾腹がとろけそうな物もありました。「男の料理教室」に集ったメンバーたち、魚を触りまくります。魚体も小さく、人の体温が魚肉に伝わります。急激に鮮度を落とします。何とか刺身は出来ましたが、満足できるものではありませんでした。
大きな魚なら、鮮度落ちはゆっくりです。硬直状態が長時間続きます。素人でも鮮度の良い刺身を作れます。小振りな魚を3尾買うなら、大きな魚を1尾にすれば良かったと思いました。“活き締めの養殖マダイでも良かったのかも”と思いました。