鮎釣人の日々(5/31)

　解禁を明日に控えながらも、一向に気持ちが昂りません。「真打は後から登場」と言ったところなのでしょうか。解禁日の様子だけ窺って、気持ちの昂るのを待ちます。

鮎釣人の日々(5/30)

　遊漁証に貼る写真を準備し、釣具屋で遊漁証を発行してもらいます。写真は自撮りします。その写真をパソコンで証明写真用サイズにトリミングします。ついでに、顔の色や形を品良く整えます。
　トリミングによって顏写真の加工は誰にでも出来ます。パソコンのソフトさえあれば、遺影の加工など自由自在です。ただし、似ても似つかぬ写真にしてはいけません。

鮎釣人の日々(5/29)

　雨が降りません。田んぼには水が湛えられます。川は田圃に水を抜かれて、その分減水します。鮎の餌場は狭くなります。餌不足になります。とびぬけて強い鮎だけが大きくなります。
　こんな状況下にあっては、解禁時にナワバリ鮎が抜かれて、その後しばらくはビリ鮎しかいなくなります。

鮎釣人の日々(5/28)

　平日の旅先の道の駅やホテルはシニア以上の客でいっぱいです。自分のことを棚に上げて、「年寄りが多いな」と思ってしまいます。
　平日の観光地をウロウロできるのは現役引退者しかいません。「何だかかっこ悪いな」と思ってしまいました。

鮎釣人の日々(5/27)

　ホテルの食事は、高い料金の割には夕食も朝食もバイキング形式でした。車椅子利用の家内は席に着いたきりで、私がせっせと食事を運びます。周りの客もバタバタしています。
　食事の内容は悪くはなかったのですが、シニアがゆっくりと時間を楽しむ様な雰囲気ではありません。団体客や若者のグループには向いていても、のんびりと旅を楽しみたいシニアにはバイキングは不向きです。

鮎釣人の日々(5/26)

　先に出掛けた旅先のホテルは高級リゾートホテルです。周りに数十面ものテニスコートが整備され、ホテルは森に囲まれています。
　さてこのホテル、ネット予約時のチェックでは車椅子対応の客室と表示されていました。確かに、部屋の入口も移動スペースも十分な広さがありました。しかし、バス・トイレがユニットになっており、入口に15ｃｍばかりの段差がありました。手摺の設置もありません。部屋は車椅子対応でもバス・トイレはそうではありません。両下肢麻痺の家内にとっては大きな障害物です。
　幸い、ユニットの入り口近くに洗面台と浴槽の縁があり、何度か大騒ぎをするうちに慣れ、何とかトイレを利用することが出来ました。
　田舎の古いホテル、環境も建物も立派ですが、初めから身障者対応で建設されていません。高齢の利用者が増えている現在、何室かでも障害者が安心して利用できる工夫が施されていても良いのではなかろうかと思いました。

鮎釣人の日々(5/25)

　先日、久々に1泊2日でドライブ旅行に出掛けました。久しく旅に出ないでいると、家内は勿論、私にもストレスが溜まるのです。
　と思って出かけると、私にばかりストレスがかかります。何時間も車を運転し、車椅子の家内を介助します。ホテルの中でも肢体の不自由な家内のわざとらしいうめき声に夜もゆっくり休めません。
　結局、ストレスを解消できたのは家内で、私のストレス解消はいつのことになるのやら。来月の解禁をむかえての話になります。

鮎釣人の日々(5/24)

　来月開催予定の「男の料理教室」、メニューに悩みます。一番簡単なメニューは魚中心の料理、大きなマダイを各調理テーブルに配り、刺身、焼き物、吸い物を作ってもらえば終わりです。面倒な事を考える必要はありません。
　しかし、このメニューには食材調達の難しさがあります。当日、適当な大きさの魚が、適当な価格で、必要な尾数あるかどうか、また、講師が当日買い物に行って、教室の開催時間に間に合うかどうかと言うことです。そう言う訳で、魚だけのメニューは難しいのです。

鮎釣人の日々(5/23)

　5月に入って雨らしいものは降っていません。田圃に植えられた稲のため、川の水が引かれます。川の水位は下がるばかりです。鮎の餌場面積は狭められます。縄張りを持てる強い鮎だけが成長します。
　若い時はそんな鮎を狙っての釣行に執念を燃やしました。齢を重ねるにつれ、川への臨み方も変わってきました。枯れたようなスタイルで臨む様になりました。あと少しで解禁になります。最初は川の匂いを嗅ぐだけ。シニアの釣りは梅雨明け頃からです。

鮎釣人の日々(5/22)

　ゴミ袋騒動も一段落しました。先週時点では、大型スーパー等の売り場を探しても燃やせるゴミの袋はめったに無く、あっても一人1袋しか売ってくれませんでした。
　台所等の家ゴミには30ℓの袋、草取りや庭木の剪定で出るゴミには45ℓの袋が使い勝手が良いのですが、お店では何れか1袋しか売ってくれません。仕方なく、違うスーパーを廻り、大きさの違う袋をそれぞれ確保しました。
　その時点で、家には当面のゴミ袋はあったのですが、人間の心理とはこうしたもので、先が見えて無いと安心できないのです。不安とは先の見えないことから生じるものなのです。