鮎釣人の日々

 退職後の人生をどう生きるか。鮎釣りを中心とした今後の生活設計模索の日々を綴ります。

鮎釣人としてのスタート(6/11)

2011-06-11 10:36:19 | 日記
 昨夜は一晩中雨音を聞いた。増水と濁りで土・日は釣りにならないだろう。このまま降らずに推移すると、隠れていたアユも適度に散らばってリセットが期待できる。家にいてもアユのことばかり考えている。家の周りの草も伸びた。草取りと家事に勤しむ時間が出来た。
 私のアユ釣歴を振り返ると、子どもの頃は付近の小河川でドブ釣、高校の頃は投網、大学頃は就学先の物部川でドブ釣と投網、就職して浜田にいた頃は高津川でのチャグリ(コロガシ)、友釣りを覚えたのはこの頃からで、25年前くらいか。その頃はカーボンのアユ竿は高くて薄給の身では手が出しにくかった。カーボンで友釣りを始めたのは年号が平成に変わった頃か。
 この頃から完璧に友釣りにはまった。村田満氏の友釣コンセプトを擦り切れるくらい読んだ。釣人とアユの気持ちが正確に伝わってきた。
 今年退職するまではサンデー釣師であった。平日の川の状況は分からなかった。ダムや発電所の放水による水位の変化もあまりよく見えていなかった。しかし、次の仕事を見つけるまでは、鮎釣人である。日野川を知り尽くしたい。
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鮎釣人としてのスタート(6/10)

2011-06-10 17:35:36 | 日記
 病院に定期検査に行ったので、出発が遅くなりました。明日以降は雨が予測されるため、来週のためにオトリを換えておこうと思い、確実におとりの獲れる生山に向かいました。
 しかし、生山のポイントは福山ナンバーや岡山ナンバーの車に乗った人で埋っていました。何故、こんな日にと思いました。下流に下がりました。日野町まで下がり、正午過ぎに入川しましたが、雨が降り出し雷も鳴ってきました。本日の釣りは中止しました。入川した場所は、今年初めての場所でしたが、付きアユの気配は無く、ヘチに指程度の稚アユが見えただけでした。全般に付きアユの数は少なそうでした。
 釣り宿に利用させてもらっている根雨の故義叔母の家で着替えをし、これまで気になっていたその家のトイレの黄ばみを落とすことにしました。酸性の洗浄液を近くのホームセンターで求め、汚れを落としました。今まで、誰もがアルカリの洗浄液を使って落ちなかった汚れが少し丁寧に擦ってやると簡単に落ちました。これからもお世話になるアユ釣の基地ですから当然です。便座は先日ウォームレットからウォッシュレットに自分で付け替えました。これで万全です。明日、明後日はアユ釣はお休みです。これまで色々と感じていることを時間をかけて書いてみたいと思っています。
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鮎釣人としてのスタート(6/9)

2011-06-09 18:05:21 | 日記
 ジリ貧です。水況は変わらず、10尾の釣果でした。サイズも変わらず、平均35グラム(小さなアユが1尾混じって)でした。アユの居場所は変わりません。下手をすると流されそうになる瀬の中です。このままの水況だと変化は無いでしょう。下手をすると自分が流されそうになるガンガンに付いています。目指す場所に行けません。増水すれば瀬の中に出てくるのですが、これ以上の増水は如何なもんか、悩ましい限りです。
 天然のアユが上流まで遡上していた時代は、アユは夏になって獲るものでした。梅雨が明けるまでは、じっと我慢です。釣れない毎日を、よくこれほど続けられるものですね。鮎釣人の執念です。
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鮎釣人としてのスタート(6/8)

2011-06-08 17:55:11 | 日記
  疲れを覚えながら、目覚めると外が明るい。晴れだ、行くしかないと決意する。今日の釣場の見当はつけてある。
 仕事をしていた頃は、こんな青空だとソワソワして落ち着かなかったが、状況のきびしい中、川への出勤を義務とすると、いささかつらい。
 武庫のガンガンの瀬を攻めた。瀬肩ではなく、瀬の中ほどの棚にポイントが移っていた。ここで、午前中に15尾、午後は根雨に向かった。舟場の瀬にはアユはまだ付いていない。見当が外れた。場所を移動し、鉄橋下で3尾掛けて終わりにした。17㎝程度のサイズで17尾の釣果だ。
 今年のこの時期は平年に較べ水温が低い。少し気温が上がったくらいでは水温は上がらない。水量も多く、コケが付きにくい。適度な水量と水温が必要と思える。釣人の姿は少ない。アユはいるが、今年のアユは気難しい。天然が主体ゆえの現象か・・・、川をいじくりすぎて、アユの隠れる柳や葦が減ったことも釣り難さを増している気がする。浪費の日々である。梅雨明け頃には日野川がフィーバーすることを期待している。
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鮎釣人としてのスタート(6/7)

2011-06-07 17:40:22 | 日記
上流の様子確認のため、生山まで出かけた。午前10:00の入川だが、水温がまだ低い。午前11:00頃からゴロ石のしぼり込みでボツボツ掛かった。連続7尾である。しかし、型が小さい。根雨、武庫のサイズより1㎝小さい。生山界隈はこの春から解禁までの間、水温が低めに推移したものと思える。解禁までの積算水温の差は成長に大きく影響する。
 午後は武庫に入った。昨日の場所では鮎は掛からず、瀬肩からやや下流の瀬の真ん中にポイントが移っていた。一番手を出しにくいガンガンの瀬にである。石のコケは一日で繁茂し、岸辺の石はよく滑った。 鮎は毎日付き場を変えていく。水況とコケの状態に敏感に反応している。特に、今年の鮎はその印象が強い。鮎の気持ちになって釣り場を決めなければならない。そうでないと、おみやげは持ち帰れない。今日は結局13尾で終わった。この状態をいつまで続けられるか、中休みの雨が欲しい。
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鮎釣人としてのスタート5日目(6/6)

2011-06-06 18:30:11 | 日記
 根雨に鮎がいるのは判ったので、場所を変えてみました。根雨の下の町です。いかにも釣れそうな瀬肩から入りましたが、アユは付いていません。大きな石が無く、ポイントもつかみにくい所です。水量の多いのもその要因ですが、この場所をすぐに諦め、友釣り専用区より下に入りました。
 アユはいました。武庫のエリアの最下流の瀬肩にびっしりハミアトがあり、この瀬肩で14尾、大きさは16~17㎝。水量が多くて攻めることの出来る場所は限られたので、「こんなもんかな」と言うところでしょう。ここのアユは背肩から回復し、その上流・下流へと餌場を広げています。出水後にコケが付きやすいのは、水当たりの良い瀬肩からということでしょうか。今日のアユは昨日より香りが高く、コケを良く食べだしたのが判ります。今年の日野川には沢山のアユがいます。日野川ファンの皆さん、ご安心を。
 さて、私のアユ釣人としてのスタートはこんなものですが、釣った鮎をお金に換えないと意味をなしません。毎日の釣りでとの程度鮎が釣れ、どのように金に換えていくか、模索しながら、現実的な対応をしていかなければなりません。命題はそのとおりですが、少し遊びの時間が要りそうです。遊びながら考え、実行していきます。
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鮎釣人としてのスタート(6/5)

2011-06-05 17:44:32 | 日記
 土・日はお休みにしようと思って,昨日は諸々のやっつけ事をしたが、今日の日曜日はダムや発電所からの放水が無く、水の状態が良くなると見こんで、馬鹿を承知で出動した。
 思ったとおり、高めの水位ながら釣りになる水況であった。根雨のなくなった義叔母の家に道具一式を置いているので(着替えもここでしている)、根雨まで行き江尾まで下がってコロガシでオトリ取りを試みた。小さな稚アユの群れが川岸近くにいるが、おとりになりそうなアユは取れそうになく、すぐに見切りをつけて今年の漁模様を正確に把握するためオトリを買い、根雨に入川した。いつも鮎の付くポイントでは反応が無く、まだ水勢の瀬肩で追いがあった。今日のポイントは瀬方周辺と見当をつけ、5時間かけて20尾を確保した。大きさは全長16~17㎝で、背びれが長く伸びたスレンダーなアユであった。放流や天然遡上が遅く低水温の状況にしてはマズマズの出来と思えた。今年の日野川にアユはいる。萎みかけていた私の心が甦った。明日のオトリ6尾を池に漬けて松江に帰った。「明日もやるぞ」である。
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鮎釣人としてのスタート4日目

2011-06-04 11:50:46 | 日記
 朝から国土交通省のHPで日野川の水位を眺めています。ジワジワですが退いています。でも今日は出かけません。鮎釣人としては土・日曜日は休日です。釣れても釣れなくても、毎日の出動では身が持ちません。強い流れに何の当ても無くさらされるオトリの様です。高津川まで行く体力もありません。ここはじっくり腰をすえて、日野川の状況が良くなるのを待ちます。
 家の周りの草も伸びてきました。冬物の片付けもしなくてはなりません。歯医者にも病院にも行かなくてはなりません。身体の不自由な家内の相手もしなくてはなりません。連れ合いを亡くした実家の母の相手も必要です。手放しで遊んではおられません。川以外のことでも、ブログは極力毎日書きます。
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鮎釣人としてのスタート3日目

2011-06-03 18:37:22 | 日記
 多分、駄目だろうと思いながら、やはり日野川に向かってしまった。水況は昨日と変わらず、川の濁りだけは薄れていた。
 やはり、川には釣人の姿が見えない。思い切って霞まで上ったら、4人の釣人の姿があった。高い水位の中、水勢に負けてオトリが浮いていた。今日の状況でオトリのチェンジが出来た人は無かったろう。鮎の姿も殆ど見えなかった。ビリ鮎が石を食むのはどうにか見えるが、石の回りに縄張りを持つ鮎は見えなかった。水量とやや弱い濁りで見えなかったのかも知れないが・・・。
 私は、今後の日野川での釣りを占うつもりで江府から霞まで見て歩き、日野本郷と福長でコロガシを試みたが、掠りもしなかった。水温もかなり低く、水の状況も落ち着いたものではなかった。今年の日野川は梅雨明けまでお預けかなという感じだった。
 梅雨とは云え、今年の水況は近年にない状況で、ダムさえも管理の範囲を越えている様だ。梅雨の雨に備えて、ダムは貯水量をダムの最低水位まで下げようとする。川の水位は雨が降ってなくても高いままで、時には上昇すらする。今年から始めようとした私の鮎釣り稼業は先が見えない。
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鮎釣人としてのスタート2日目

2011-06-02 18:37:30 | 日記
 昨夜の雨からして、川の状況に変化は無いと思いつつ、また、国土交通省の河川の水位も見ながらではあったけれど、明日(金曜日)の晴れ予報があるものだから、せめてオトリだけでも確保しようと思い、根雨まで行ってしまった。
 水況は思っていたとおりで、根雨の舟場の下でコロガシをしてみた。1時間ほどで3尾の鮎が掛かったものの、全長11㎝ほどの鮎でとても明日のオトリにはならない。この場はあきらめて、上流に上ってみることにした。上流で雨があったのか、黒坂あたりから水色が茶色に変わり、生山まで行っても状況に変化は無かった。
 結局、今日も誰一人として川に立つ者は見かけなかった。解禁になったものの、実際のところ瀬付きの鮎の成育はどうなっているのか、見当がつかない。今日の水温は低く、水量もかなり多い。じっくりと上がった水位はじっくりとしか下がらない。川の石ゴケの状況が悪くないことだけは、せめてもの救いだった。
 明日はどうする、悩ましいところだ。今年のシーズンは1ヶ月遅れか・・・。浪費ばかりしている。
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