遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
更新は猫以下の頻度です。

別所温泉

2009-10-05 09:46:17 | 行ってきました

 連休の一日、長野県上田近くの別所温泉に行って来ました。
次男と一緒だったので、「無言館」を見せておきたかったのと、義理の姉が最近
行ってきて、お寺が案外よかったというレポートがあったのに誘われて。

 まずは、無言館。最近別館「ドーム」ができた。館長窪島誠一郎氏から以前寄付
のお願いが来ていたなあ、と思い出すが、立派に建設されていた。コンクリート
打ちっぱなしの外観は本館と風情は良く似ているが、中のドーム天井には、トルソなどのデッサンが印刷されている。また併設して天井までの書棚がある図書館もある。

 入場料が1000円に決められていた。出口での徴収は以前と同じであるが、本
館と共通で1000円である。連休中なので人は多かったが、本館ともども皆黙っ
て鑑賞している。何かやはり迫ってくるものがある。次男も食い入るように鑑賞
していた。掲示作品は前回と変わっていた。作品が沢山になってきたのだろうか。
戦争で好きな道を奪われた若者たちが、まさに無言で訴えているようだ。観る私
たちも、無言である。

 続いて別所温泉へ。信州の鎌倉というそうだが、見所は三つの神社・仏閣。北向
き観音、常楽寺、安楽寺である。まずは北向き観音へ、昔ながらの温泉街、射的
カラオケスナック,お土産屋などが軒を連ねる通りを歩き、神社へ。
川口松太「愛染カツラ」の元となった、300年ほどの桂の巨木がある。なぜか童謡「夕
焼け小焼け」の歌碑もあった。続いて安楽寺へ。a>"http://www.anrakuji.com/keidai/keidai.htm#
国宝八角三重塔が売りのお寺である。なるほど唐風でもあり、和風でもあるa>"http://www.anrakuji.com/keidai/keidai.htm#一番下の屋根らしきものは霧除けだそうだ。林の中の静かな参道が素晴らしい。
最後に常楽寺http://hiki0506.jugem.jp/?eid=241 かやぶきの本堂屋根が美しい。石造りの多宝塔、多層塔を見学。その横に信州大学繊維学部の学徒戦死者の鎮魂碑がまだ
新しいままに建っていた。戦争の影響がまだ続いている。


そこで昼になり、名物マツタケ料理を食し(別項掲載予定)、帰りに「あいそめ
の湯」に入り、諏訪へと向かった。のんびりしたのか、あわただしかったのか、
ちょっと不明の旅だ。しかし余り盛り沢山でなく、ホッとする旅ではあった。

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