馬です。そう、農園に馬が来ました。
子どものころから、
動物に触れる生活をしてなかった私は
動物があんまり好きではないです。
“キライ”というより“苦手”という感じ。
動物って、自分の想定外の動きをするから
どうしていいのか分からない、というのが実際なところ。
でも、みんなが盛り上がっていた馬の到来
それに便乗したかったのもそうだし、
寄田さんがそんなに魅了される馬というのを
一度間近に見てみたかった。
りんたろうと福来という2匹の馬が来てくれました。
餌やり、ブラッシング、糞のおそうじ、
さらには、馬を引いて歩くのと、少しだけ馬にも乗せてもらった。
正直に言うと、
みんなが持っていたような「かわい~」とか
「楽しいー!」という感想をすぐに持てたかというと、
さすがに2日間ではそこまでにはならなかった。
でも、でも!
福来に触った後、りんたろうに乗った後、芝生に座りながら
不思議な感覚が自分の中にあるのを感じた。
なんと言葉にしていいんだろう?
“視覚”や“言葉”ではない
もっと動物的な感性というか感覚を使っている感じ。
普段生活の中では使うことのない、
ただし、確実に知っているような、懐かしいような感覚。
それが私の中に生きているのを感じた。
この感覚が自分の中にあるのを嬉しく思った。
「忘れてはいけないぞ」とも「もっと大切にしたいぞ」とも思った。
りんたろうと福来とのコミュニケーションは、
もちろん言葉は通じない。
目線も合わせられない。
触る事や態度、雰囲気で相手を感じなければいけない。
恐る恐る触っていくうちに、
少しだけだけど相手を感じることが出来た感覚が
嬉しかったのかもしれない。
動物(といっても人間も動物だけど)は
洋服を着ているわけでもないし、ごはんも排泄もそのままだから
“命”というものが人間よりもむき出しの感じがする。
だから、素直や実直になれるのかなぁ
1人1人の感想に寄田さんが、コメントしてくれて
その1つ1つがまたすごく良くて、
納得したりもっと考えたいと思える内容だった。
自分が想像していたよりもずっとずっといい2日間になった。
最後に、『ちゃんと生活をすること』について話していた
寄田さんの言葉が非常に印象的で今も心に残っている。
by:Aoi blog:http://ameblo.jp/kugiaoi/archive1-201204.html
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