blog 福祉農園通信・龍神伝心

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我が友 宮城角田の百姓

2011-11-30 | 龍神伝心


夜 NHKスペシャル シリーズ原発危機 安全神話崩壊を観る。
テレビを見ていて 吐き気がした。 
テレビに映し出される、男たちの顔、発する言葉。 
テレビ画面にむかって 唾を飛ばしそうになった。
いずれも 主語のない他人事としての言葉しか出てこない。 
放射能の怖さを一番知っているハズの面々だ。 
いずれも「どうにもならなかった」 という。 
そうだろうか、いずれも責任ある立場で仕事していた連中だ。
組織に安住し、自らの保身だけに奔走していただけだろう。
いま 正におこっている
原発事故による放射能汚染によって、
福島県民はもとより我が宮城県をはじめとする、
近隣住民がどんな思いで日々暮らし続けているのか。
その数は、数百万人にも及ぶ。
 
放射能による風評害等の脅威から明日の生活への不安におびえて
日々を暮らす多くの人の思いは分かっているのだろうか。
テレビに映し出された 男たちの言葉からは、
そんな思いは微塵も感じとれない。
 テレビに出てきた男たちは、おそらく日本を代表する最高学府出身だろう。
何を学んできたのか。どんな教育を受けてきたのか。
しかも、我々には及びもつかない 
高収入と高待遇を補償されぬくぬくと暮らしてきたをしてきた連中だ。
たぶん原発事故発生直後 
真っ先に自らはもちろん、家族を遠くに避難させたことだろう。 
バカ野郎と叫びたくなる。

番組を観ながら、戦後の農政が歩んできた道も重なる。
主語のない 言葉で延々と食糧の大切さを語り、
巨額の農林予算をかけて尚且つ、
農を継ぐ担い手が ますますいなくなる。 

まったくおかしな現象を今なお 続けている。 
どうにもならない くだらん国に日本はなってきた。
せめて 自分だけは田んぼ仕事だけはしっかりやりたい。
NHKスペシャル (だだわらす子のひとり言)



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