見沼田んぼ福祉農園の放射能測定結果について
(2011.0519) 文責:石井秀樹
測定器:RADEX:RD1706
測定日:2011年5月17日 午後16時頃
福祉農園周辺の空間放射線量:0.09μSv/h
⇒都内やさいたま市の代表的な値と比べて、比較的空間線量が少ない。
福祉農園の空間・土壌・植物の汚染状況について
駐車場と加田屋川の間の道路:0.09μSv/h
パーゴラ近くの草が繁茂しているところ:0.12μSv/h
芝生広場の中:0.09μSv/h
⇒福祉農園の空間線量は約0.09μSv/h
★畑の土壌表面:ぺんぎん村、風の学校ともに:0.13μSv/h
★芝生広場の表面(表面に芝や草):0.09-0.10μSv/h
★芝生広場の表面(土壌が剥き出しの所):0.12μSv/h
★芝生広場で土壌が剥き出しの場所を役5cm土を取り除いたときの表面:0.07μSv/h
●お茶の新芽の上:0.14μSv/h
●堆肥場の植物残骸の上:0.17、0.13、0.24、0.41μSv/h等、バラつきがあるが相当高い。
⇒芝生広場の値が少ないのは、芝を刈ったから
⇒芝生表面に付着していたもの、植物が土壌から吸着してくれたものを除外。
⇒植物のセシウム吸着能は驚くべきものがあった。
食物中に吸収される放射性物質の量も気になる。
雑草と作物を混植することでセシウムの吸着量を相対的に減らせないか?
【凡例】 無印:高さ1m付近の空間線量
★:地面の表面
●:植物(植物残骸)の表面
【その他】
※車中で放射線量を測定すると、
値が2割ほど低く測定されるようだ
※行政が発表しているモニタリングポストは、
その多くが地表10m以上のもので、
大気中の線量の大局的把握に有用だが、
地表から遠く人間への影響を過小評価する。
地表の値がより高く、
地表1m付近でも高さ10m付近の値の1.5倍程度を示すだろう。
⇒行政の公表値が何を意味しているかきちんと把握すること。
※駅前広場にあるようなタイルなどは、雨の後は値が低くなるらしい。
見沼田んぼ福祉農園通信
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芝生でフアイトレメディエーション が可能です。ティフトン419で5mm削除で半減、30日でおおむね回復再生見込み。
再度繰り返しで徐々に削減可能と判断しています。
叉畑の土15mm程度でも同じ傾向です。
公表は公的機関からあるでしょうがどうなりますか。見守りください。