blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

2011/7/29コスモの福祉農園体験記

2011-07-30 | 農作業

2011/7/29 農作業風景


待ち合わせの新宿、西口改札を入ったところ。
人身事故のために京王線に遅れがでたため、
一人が到着できず・・・先に行こうか、
待っていようか思案中の1枚。
それもそれで味わい深い経験ができるので私は好きです。
「今日、会えるのかしら」と心配したり、
待っている間に周囲を見て回れるわけで、
即連絡がとれる状態は無駄がないかもしれませんが、
余裕ももてません。

お昼ごはんの様子です。
この日のメニューは竈で炊いたごはん、
夏野菜とたまごの炒め物、サラダ、かぼちゃの煮つけでした。
野菜はすべて、調理直前に収穫した新鮮なもの。
とてもおいしくいただきました。

午前の作業は、
草刈り・野菜のお世話・テント張り(不備がないか確認のため)
・お昼の準備・ガーデンテーブルの掃除など。
福祉農園の方々とコスモの人たちとでペアを作って作業にかかりました。
福祉農園はリーダーローテーション制で、毎回リーダーが替わります。
ばりばりリーダー気質の人もいれば、やわらかリーダーさんもいて、
その人なりがでるリーダー制はうまくいけば面白いと思いました。
もちろん、コスモには不向きです。
たぶん・・・そんな気がします。
フェローにもリーダーが成立したためしがないから、
そう感じるのかどうかはわかりませんが。

午後の作業は午前の続き。
コスモ生のAくんは、
草の中から生き物を見つけるたびに胸を躍らせ、
嬉嬉として草刈りをしていましたよ。

作業終了後の集まり。その日の振り返りをひとりひとり話します。
作業内容やめいめいが気づいたことを共有しあいます。
福祉農園ではあらゆる不便を味わえます。
電気、水道、ガスといったどこの家庭にも当たり前についているものがありません。
電気は必要なときだけ発電機を使います。
手押しの井戸で水を出し、
ドラム缶に水を入れ薪で沸かす五右衛門風呂に入ります。
なのに、そこに集う人たちは不自由を感じていないようすです。
むしろ楽しそう。今回はAくんのみの参加でしたが、
次回はもっと多くのコスモ生に『自然農園』を体験してほしいと願う。

福祉農園代表の猪瀬さん(猪瀬先生のお父様)です
福祉農園の皆様、お世話になりました。

COSMO農園(東京)