藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

風邪を引いても、強くなろう。

2005年12月26日 | テニス
テニスは頭を切り替えていくスポーツです。
素早く切り替えていける人は、上達していきます。

パッと切り替えていくには、それまでのことを引きずらないことです。
しかし「でも・・・なかなかねぇ・・・・人間、そう簡単に切り替えられないもんだよねぇ」と言う人がいます。
でも、そういう人にかぎって、昨日くらいまでは「クリスマスは・・・・」となんだかんだ言っていたのに、一日過ぎると「年賀状まだ書いてないやー」「大掃除しなきゃ」「カウントダウンどこ行く?」などと、もう切り替わっています。
だから、やろうと思えばできるはずです。

僕は、ここ数日風邪を引いて、ダウンしていました。
ようやく、だいぶ回復してきました。
今、インフルエンザや風邪が流行っているようなので、皆さんも十分に気を付けてください。

ところで、風邪を早く治せる人は、テニスが上達します。
風邪を引くと、精神的にも体力的にもダウンします。
体と精神は密接に関係しているので、体調が悪くなると、頭が回らなくなるし、思考回路もマイナスになります。
「あー・・もう!この忙しい時期になに風邪引いてるんだよ!情けないな!」と自分を責めてしまいます。
そして、「もういいや、なにもやる気しないしダルイ~」と寝ることになります。
しかし、この状況はチャンスです。
僕は、「この最悪の状況から、なるべく早く復活して、風邪を治す最短記録を作ってやろう!」と思いました。
試合で勝つには、気力も体力も限界の状況から、いかにタフさを発揮するかが大切です。
この状況は、そのトレーニングになります。

まずは切り替えることです。
「なんで風邪引いてるんだよ?情けないなー」と、ヘコんでいる気持ちを引きずらず、切り替えましょう。
「風邪を引いたのは、きっと神様みたいなのが、何か最悪な状況から抜け出す強さを、教えてくれようとしてくれてるんだ!よし!すぐに治してやるぞ!」と、まずは状況を受け入れていくようにします。
次に、プランを練ります。
「今日は喉が痛くなって、ダルくなって、寒気がして熱っぽくなってきた・・・・まだ風邪の引き始めだから、まだ体力のあるうちに対策を立てておこう!・・・・この調子だと明日が一番ヤバイから、その準備をしよう」と計画を立てます。
そして、自分の感覚を感じるようにして、今自分に必要なものは何かをピックアップしていきます。
「ビタミンCとかB6,12あたりと、アミノ酸を補給して睡眠をとろう!寒気がするから葛根湯などの漢方も補給しておこう!寝るとき乾燥しないように加湿器を置いておこう」など、準備を整えます。

そして、横になっているときは、イメージトレーニングです。
調子が悪いと「ウ~ン・・・ムリ~」と思ってしまうものですが、自分の免疫力が風邪の菌をやっつけてくれるイメージをします。
「熱があるのは、風邪の菌と戦ってくれてるからなんだー!ありがとう!頑張ってね!」と思っているのと、ただ「辛い~」と思っているのとでは、だいぶ違います。

あとは、できるだけ元気であるような立ち振る舞いをします。
僕は、なるべくパジャマや寝巻きのような格好でいないで、ベットを出るときはお気に入りのテニスアップに着替えました。
「いかにも風邪引いてます」という格好より「これから元気にレッスン行ってきます」という格好をした方が、気合いが入ります。
そして、あまり食欲がなくても「おかゆ」みたいに風邪の人が食べるイメージのものを避け、「ニラレバ」「餃子」「キムチ鍋」のような「フツーは弱ってる人はあんまり食わないでしょ」というものを食べるようにしました。
風邪に似合わない行動をすることが大事です。
試合でも、調子悪いときに暗くなっていると、どんどん調子が悪くなります。
調子が悪いときに、明るく胸を張って、元気にしている人が逆転するのです。
風邪を引いても、テニスが強くなりましょう。



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