山口県のモニタリングポストは山口県環境保健センター(山口市大字朝田535)にあります。
大気環境中の放射線量(空間放射線量)を24時間連続で測定。
山口県の測定地点は人間の放射線被ばくを模擬できるように地上から1.5メートルに設置してあります。
測定地点が花崗岩質の地質の上にあり、花崗岩から出る自然放射線が他の岩石と比較して若干多いことから、他県と比べて少し大きい値となっているそうです。
空間線量の数値の変化はやっぱり表よりもグラフがわかりやすいですね。 山口の空間線量はこちらのグラフをどうぞ。
県のは表でした。県環境政策課の資料はこちら
モニタリングポスト増設=補正で200基89億円-文科省
新たに富山、岐阜、滋賀、山口、福岡の5県にモニタリングポストとデータ送信システムを
整備できるようにするほか、19道府県のポストを増設する。(2011/12/20-11:24)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011122000319
山口県は下関、萩、周防大島、岩国、山口 の5か所になるようです。
「わ~山口にもモニタリングポストの数増えるから少しよかった~」とよろこんでいたら、友人に「ドイツはもっとすごいよ、メッシュ状だよ!」と言われたので調べたら、びっくり!!
しかもこの小さい丸はクリックしてそれぞれの空間線量グラフになります。
チェルノブイリからドイツの距離は約2000km。
チェルノブイリ原発事故から25年たつのに、未だにイノシシなどの野生動物の肉からは放射能が検出され、検査をパスしないと市場には出荷できないといいます。自分の住む場所の実際の放射能汚染の数値を知ることで人の意識も変わると思います。
日本国内にも、山口県内も、宇部市内も空間線量をはかるモニタリングポストや食品検査室を、ドイツみたいにたくさん増やしてほしいと願います。百葉箱みたいに各学校にあったらいいのにな・・・
でも一基がとてつもなく高価な(728万円位)ようです。→県の入札結果はこちら
小出裕章講演宇部実行委員会 小出 宇部 講演会 小出裕章さん 宇部 講演会 実行委員会
ドイツの森で採れるキノコは
チェルノブイリ事故から20年以上経った今でも
汚染されている事実、恐ろしいです。
電子黒板や電子教科書なんて後回しにして
学校に一つ設置してほしいです。
ほだ木(菌床)、菌、すべてが汚染の少ない地域のものなら食べることができますが、どれかが高濃度汚染地域からきたものなら、確実にでてきたきのこは汚染されます。
内部被ばく予防の意味で「買わない」という選択をするのも、個人の判断ですね。