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ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

【動画】10ベクレル/kgの食事で健康被害 小若順一さんのウクライナ調査報告

2012-11-23 | 放射能汚染

食品と暮らしの安全基金の小若理事長さんのウクライナの低線量被爆の調査報告動画です。
第3回ウクライナ調査報告(2012年9月24日~10月4日)
(PDFカラー5.5MB 2012/11/16更新)↓

http://tabemono.info/cgi-bin/download/download.cgi?name=ukraina3.pdf

書き起こしはこちらから抜粋転載   http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2512.html

こんばんは小若です。
福島の子供たちが将来どうなるのか?という事を心配していまして、
それでチェルノブイリに行ってくればいいだろうという事を去年から考えていて、
チェルノブイリ原発事故から26年経っていまして、向こうでは孫が生まれ始めている訳です。

そうすると昔は、子孫危機と言ったように遺伝毒性をずっとやっていたので、
孫の代になると、病気が重蔵しているかもしれないと、
たとえば今2歳、3歳ぐらいの孫がいますから、で、そういう事も主に調べてみたいという事で、詳細な調査をやりました

だけどその、病院に行かなければならないんですよね、
病院に行くとがんの子どたちですから、もちろん頭に毛は無いし、なかなか辛くて、
自分で治せるわけでも無いですし、ま、そういう事をしていましたら
「足が痛い」という子どもを見つけたんですね。
偶然見付けて、それ以降家庭を尋ねては、
事故の時に、チェルノブイリの時に妊娠していた女性の孫を取材していた訳ですよ。
そうすると、みんな「痛い」って言うんです。
みんなって言うのは、おばあちゃんも痛い、お母さんも痛い、孫も痛い
という、すごい状態です。

おばあちゃんはもう全身あちこち痛いです。大体全身ものすごく痛いです。
お母さんも相当痛いです。
孫になると足が痛い。

たまたま飛び込みで学校に行きまして、学校でお絵かきコンクールをやっていました。
そのお絵かきコンクールで、校庭で20人ぐらいの子供たちが元気そうに遊んでまして、
そこに副校長先生がいたんですけれども、
副校長先生に「子どもたちは元気なんですか?」って私が聞きいたんですね。
もちろん通訳さんを挟んで。
そうしたら、「あんた何言ってんのよ」って、
「もうみんなおかしいよ」って先生に言われてびっくりしまして、
それで「じゃあ集めて聞いてみるかい?」って言うんで、
校庭で遊んでいた子どもたちに集まってもらいました。
集まってもらって「足が痛い子」って言って手を挙げてもらうと、
約半数の子どもが手をあげた訳です。

それが2回目の調査ですね。

で、半分ぐらい足が痛い子どもがいるんだという事が分かって、
3回目はもっと詳細にやろうという事で

足首とか膝が痛いとか、腿が痛いとか、ふくらはぎが痛いとかというふうに分けて、
それから頭が痛い、の子が痛いというのも調査したんです。

最初から学校に申し込んでいて、学年ごとに集まってもらって、
合計101人の子どもを調査するとですね、
足が痛い子が7割です

その7割という場所は、第3種汚染地域と言いまして、移住する権利を持っている地域です。

移住した場合に、先程も言いましたけれど、移住するとですねすごいですよ、
敷地面積110坪、110坪です。
庭が20坪から30坪ぐらい付きます。
畑も貰えまして、畑は130坪ぐらいもらえます。無償で貰えるんですよ。
それで家も付いています。
家の大きさが私の家の1階2階を全部あわせた部屋よりももっと大きい。
良い家かどうかは家次第です。学生が造った家はボロボロ、業者が造った家は素晴らしい、
これはいろいろあります。
これはもう緊急でやっているみたいですからいろいろあるみたいですけど、
で、そこをずっと回っていって、いろんな事が見えてきたんですけど、

ちょっと話が横道にそれましたけれども、

子どもは7割が足が痛いと言って、
頭が痛い子が5割
喉が痛い子が4割
というような、
そういう第3種汚染地域とか非汚染地帯の子どもの実態です。

《チェルノブイリ原発事故》 第3回ウクライナ調査報告
10ベクレル/kgの食事で健康被害  より抜粋転載

 

 


 管理人より

100ベクレル/kgの日本の基準値がいかにむちゃくちゃかわかります。一回の食事で主食も含めておかずで何品目か食べますが、その中に基準値ギリギリの高汚染食材が含まれていたら、10ベクレル/kgはすぐ超えます。

「食べて応援」して健康被害が出た場合、誰が責任を取るのでしょうか?

我が子が治らない病気になったとき、子供に「食べて応援させた」親の自己責任となるのではないでしょうか?

被曝による健康被害を隠したい政府と、自分の身に起きた健康被害を被曝によるものと認めたくない市民、避難せず第一次産業を続けたい人たちとの利害関係が一致してしまっているため、「食べて応援」が止まらないのです。

宮城県のみなさんの健康、放射能防御のために「伝えて応援」「送って応援」にかえるべきだと思います。

下記のような広告を見つけました驚きました。残念ですが無理です。放射能防御しなければ生命がなくなります。参考例として↓

どうしても食べて応援したい人は自由ですが、焼却灰や下水汚泥に移行することだけは知った上でどうぞ。

 追記

 

↑当ブログ記事に対するツイートです。

頭痛を覚えるなら読みに来ていただかなくて結構です。どうぞ安心して食べてください。どの食品にも「人工」放射能は入っているんでしょうから。子供を守る母親は、3.11以前の水準のものを頑張って探し、それを食べますので。被曝はたし算。

「しめじ」も原木や菌床が汚染されていれば危険ですが、安心と思いたい方はどうぞ。

食物連鎖や生物濃縮、移行係数、食文化を知らずに偽医学だの、放射脳だの口汚く他人のブログを中傷し揶揄する人間性に悲しさを覚えます。時間が無駄になるのでこの方の対応はもういたしません。


【動画】特に女の子をお持ちのお母さんに見ていただきたい思春期女性への放射能影響について

2012-11-23 | 放射能汚染

『ウクライナ・ナショナルレポ­ート』をいち早く日本に紹介した「チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワークの吉田由布子さんのお話。(30分あたりから) 

以下パワーポイントから項目を抜粋

・甲状腺がんは女性の方がリスクは高い

・放射能汚染地域に住む少女の婦人科系疾患の構造

・セシウム137の体内蓄積による性ホルモンへの影響

・セシウムは胎盤を通して胎児へ

・思春期に被爆した人の子ども

・チェルノブイリ健康研究から福島を問う

 


 

管理人より 

 

現地であれだけの健康被害を出しながら、それを隠蔽し原発をやめずにいるアメリカも、福島に避難者を帰らせ人体実験をし再稼働を目論む日本も同じだと思いました。ハンフォードでとれるじゃがいもやりんご、牧草なども日本に輸出されていることも映像でみると衝撃です。ハンフォードでもたくさんの女性が犠牲になりました。日本はアメリカに「食べて経済応援」させられていたのです。

今日、研究会後、神奈川県からご家族で避難されてこられた方のお話を聞きました。お子さんが女の子で、4月から紫斑、鼻血、などの健康被害の症状があったそうです。家族が同時に鼻血を出すことも。お子さんの症状は山口に来ると治るので引越しを決意されています。行きつけの病院でも看護師も咳をする。結核かもと思いレントゲンを取ると放射性物質が写っている。会社でも成人男性がぼたぼた落ちる鼻血。手持ちのガイガーで焼却工場付近の計測をしていた。500m~1km付近で線量は上がる。最大着地濃度距離というのは確かにある。・・・などいろいろなお話を聞きました。 

カルデコット博士も「小さな女の子と男の子を比較した場合、女児の方が2倍リスクが高い。」と言われています。

どうか、つらいことだけれど、思考停止せず放射能防御していきましょう。