北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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夏空の下で

2019-08-04 19:13:20 | 釧路&釧根地方

 

「くしろ港まつり」の三日目(最終日)。

北大通を舞台に開催される「三大パレード」の最終は、「音楽パレード」。

小学校や中学校、高校の吹奏楽部、それに一般の団体の方々が、夏空の下、賑やかで軽やかなメロディーを奏でながら行進します。

 

 

 

 

 

 

皆さん、この日のために一生懸命練習に励んでこられたことと思います。

それを思いながら見ていると、聞き慣れた有名な曲であっても、何だか感動的に聞こえてきました。

 

 

今日はもう一つ、別な会場で、猿回しの大道芸を観てきました。

 

 

お見事、棒の先に足を置いて、立つことができました。

 

 

竹馬。これも見事です。

 

 

陸上競技の走高跳びのように、この小さなバーを飛び越える芸。

見事、一発で成功です。

 

 

 

猿回しは初めて間近で見ましたが、ここまでできるようになるには、相当な苦労があったことと思います。

こちらもまた、その御苦労に頭が下がる思いがします。

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根室の「こんぴらさん」

2019-08-04 07:27:50 | 釧路&釧根地方

 

根室市のほぼ中心部にある「金刀比羅神社」。

例年8月9日~11日に例大祭が開催される、根室市内でも由緒ある神社の一つです。

 

 

 

この白い鳥居、なんか真新しい感じがするなと思ったら、傍らに、今年5月1日寄贈と書かれた表示板がありました。

 

 

 

参道をずんずんと歩いていきます。

結構急で長い坂道です。

 

 

ようやく本殿が見えてきました。

 

 

「佐重門」という門。

昭和35年(1960年)、佐々木重太郎さんという方が寄進されたことから名付けられたもので、看板の文字は、当時の四国金刀比羅宮の琴陵光重宮司によって揮毫されました。

 

 

社殿に到達。

この神社は、文化3年(1806年)、この地の漁場請負人であった、かの高田屋嘉兵衛が、守護神として「大物主神(おおものぬしのかみ)」「事代主神(ことしろぬしのかみ)」「倉稲魂神(うかのみたまのかみ)」の三神を祀ったのが起源とされています。

現在のこの社殿は、昭和17年(1942年)に建造されています。

 

 

境内にある神馬像。

創祀から170年に当たる昭和51年(1976年)に、三神の御恩の報いるとともに、国の平和と郷土の繁栄を記念して設置されたものとのことです。

 

 

 

社殿前の狛犬。

こちらも、神馬像と同じく、昭和51年の設置だそうです。

 

 

 

 

この神社の大きな見どころの一つが、この高田屋嘉兵衛像。

「はこだて検定」で、高田屋嘉兵衛は、寛政12年(1800年)、弟金兵衛とともに択捉島へ渡り、17か所の漁場を開くことに成功したということも学習していましたが、そうした功績を称える意味で、昭和61年(1986年)に、日露(当時は日ソ)修好と北方領土の早期返還を祈念する意味を込めて、この像は設置されました。

 

 

 

再び参道を少し散歩。

海を見渡せる展望台がありました。

 

 

展望台からの光景。

 

 

島が見えますね。

その島には、赤い屋根の、何やら神社のような建物が・・・。

 

 

この島は「弁天島」という島で、文化年間(1804年-1813年)に、高田屋嘉兵衛が弁財天を祭祀したことが島の名前の由来とされています。

現在この島に存するのは「市杵島(いちきしま)神社」という神社で、島全体が史跡指定されていて普段は立ち入りができませんが、例年9月15日に開催されている例大祭のときには、渡し船が出て、上陸ができるそうです。

 

(「根室金刀比羅神社」の場所はこちら。)

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