北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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春採川

2019-08-11 18:59:35 | 釧路&釧根地方

 

釧路市内を流れる小さな川。

 

 

「春採川」という川。

近所を流れていて、以前から興味があったので、ちょっと川沿いを歩いてみました。

 

 

向こうの方に水門らしきものが見えます。

 

 

 

河口付近にある水門。

割と新しいんですね。

 

 

水門の向こうに回って一枚。

何となくわかると思うけど、水が水門の方に向かって流れています。

 

 

ここが河口。

打ち付ける波が消波ブロックを乗り越えて、そのまま川へ流れ込んでいるのです。

8年前の東日本大震災のときには、釧路市内も津波の被害を受けていたので、恐らくこの水門も、逆流する津波の対策として整備されたものかなのでしょうかね。

 

 

行ったのは昨日なんだけど、台風8号から変わった低気圧の影響がまだ残っていて、釧路沿岸もかなりの高波になっていました。

これでも十分怖いのに、大津波が来たりしたらと思うと・・・ですね。

 

 

ということで、今度は河口から反対側へ向かってみましょう。

 

 

再びこの写真。

この写真は、水門から少し進んだところにある、幹線道路にかかる小さな橋から撮っています。

 

 

反対側の写真。

この先は春採湖です。

 

 

この辺りでも、まだ、海から春採湖へ向けて水が流れています。

 

 

しかし、もう少し先へ進むと、こうなっています。

春採湖の方から流れる水と、海から春採湖へ向けて流れる水の流れとをここで調節して、氾濫を防止するということなのでしょう。

 

 

草で隠れているけれど、「春採川」の看板。

「春採」という地名は、アイヌ語で「向こう側」を意味する「ハルトゥル」が由来で、橋南地区の西端にある「知人岬」という岬の向こう側にあることから付いています。

 

 

小さな鉄橋。

先日廃止された「石炭列車」が走っていた、太平洋石炭販売輸送(株)臨港線の路線跡です。

 

 

踏切はまだ残っています。もうすぐ撤去されてしまうようですが。

 

 

線路は既に撤去されています。

跡地はどのように使われるのかな・・・。

 

 

鉄橋の先は、まだ線路が残されていますが、これも順次撤去されていくようです。

 

 

ということで、ここが、春採川と春採湖の合流地点。

 

 

反対側からズームで一枚。

こちらのとおりの大変短い川で、別に観光スポットでもないけど、こういう場所をゆっくり歩いてみるのもまたいいものです。

コメント
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