釧路市内を流れる小さな川。
「春採川」という川。
近所を流れていて、以前から興味があったので、ちょっと川沿いを歩いてみました。
向こうの方に水門らしきものが見えます。
河口付近にある水門。
割と新しいんですね。
水門の向こうに回って一枚。
何となくわかると思うけど、水が水門の方に向かって流れています。
ここが河口。
打ち付ける波が消波ブロックを乗り越えて、そのまま川へ流れ込んでいるのです。
8年前の東日本大震災のときには、釧路市内も津波の被害を受けていたので、恐らくこの水門も、逆流する津波の対策として整備されたものかなのでしょうかね。
行ったのは昨日なんだけど、台風8号から変わった低気圧の影響がまだ残っていて、釧路沿岸もかなりの高波になっていました。
これでも十分怖いのに、大津波が来たりしたらと思うと・・・ですね。
ということで、今度は河口から反対側へ向かってみましょう。
再びこの写真。
この写真は、水門から少し進んだところにある、幹線道路にかかる小さな橋から撮っています。
反対側の写真。
この先は春採湖です。
この辺りでも、まだ、海から春採湖へ向けて水が流れています。
しかし、もう少し先へ進むと、こうなっています。
春採湖の方から流れる水と、海から春採湖へ向けて流れる水の流れとをここで調節して、氾濫を防止するということなのでしょう。
草で隠れているけれど、「春採川」の看板。
「春採」という地名は、アイヌ語で「向こう側」を意味する「ハルトゥル」が由来で、橋南地区の西端にある「知人岬」という岬の向こう側にあることから付いています。
小さな鉄橋。
先日廃止された「石炭列車」が走っていた、太平洋石炭販売輸送(株)臨港線の路線跡です。
踏切はまだ残っています。もうすぐ撤去されてしまうようですが。
線路は既に撤去されています。
跡地はどのように使われるのかな・・・。
鉄橋の先は、まだ線路が残されていますが、これも順次撤去されていくようです。
ということで、ここが、春採川と春採湖の合流地点。
反対側からズームで一枚。
こちらのとおりの大変短い川で、別に観光スポットでもないけど、こういう場所をゆっくり歩いてみるのもまたいいものです。