北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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二つのインタビュー

2012-12-13 20:36:12 | 日々のもろもろ
現在、大ヒット上映中の「仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム」
色々と話題豊富なようだが、注目ポイントの一つに、主題歌を、あのデーモン閣下が歌っているということがある。
その主題歌のタイトルは「FOREST OF ROCKS」というそうなのだが、これについて、某特撮誌に掲載された閣下へのインタビューで、インタビュアーがこんな質問をしていた。

「このタイトルは『ロックの森』という直訳的な意味でいいのでしょうか?」

で、それに対する閣下の解答はというと、

「考えてみなさい。タイトルにするくらいなので、謎かけは入れている」

とのこと。

答えがわかったという方もいるかもしれないけど、これについて、別な雑誌では、こんなやり取りがなされていた。


インタビュアー「タイトルが示すとおり、ウィザードのみならず、石ノ森作品全体を俯瞰しているんですね」(「FOREST OF ROCKS」は、直訳すると、「石の森(石ノ森)」となる)

閣下「おっ、ちゃんと気付いたか。偉い!」


いやまあ、あまりどうこうは言いたくないんだけど、この二つの差はなんなんだろうと思った。
後者のインタビュアーが大変よく勉強していると言えばいいのか、それとも、むしろそれが当たり前と言うべきなのか意見は分かれるところかと思うけど、私は正直、後者ぐらいの認識がむしろ当たり前であるべきだと思う。
やっぱりせっかくインタビューするんだから、基本的な土台があった上で、その向こうにあるもの、つまりこれで言うと、このタイトルに込められた思いや、それを通して聞き手に伝えたいことはどういうことなのかということに踏み込んでくれた方が、読み応えが増すと思うんですけどね。

同じようなことは、以前にもあった。
7年も前の話だけど、木下あゆ美さんが2005年にリリースした「Lettre」というDVDについて、このタイトルは、フランス語で「手紙」という意味なんだけど、某特撮誌で、こんなインタビューがなされていた。

「このタイトルってどういう意味なんですか?」

正直、読んでいて「あのねえ・・・」と思った。

やっぱりここは、

「このタイトルは、フランス語で『手紙』という意味だけど、どういう理由で付けたのですか?」

などと聞いてくれた方が、ファンにとっては俄然読み応えが増すのになあと思って。
どうしても、性格的にこういうことが気になってしまうので、今後も、色々な人へのインタビューは、ちょっと注意して読んでいきたいと思う。

さてさて、全然話は変わるんだけど、あゆ美さんの話が出たところで、一つ。
このブログのURLに入っている数字、「1213」というのは、実は今日、12月13日のことでして、今日は、あゆ美さんのお誕生日なのです。
「特捜戦隊デカレンジャー」から、早いものでもうすぐ9年。
あゆ美さんが今日で30歳、アラサーというのも何だか信じ難いものがあるけれど、記念の日ということで、今日はしっかりと、お祝い気分に浸らねばと。

えっ、その話に結び付けるために、わざわざ冒頭のインタビューの話を持ち出したんじゃないのって?
それはまあ、ご想像にお任せいたします。(笑)
コメント
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