ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

戸隠森林植物園を歩き回って宝光社で戸隠そばを食べる(2015/6/12)写真と記事追加

2015年06月12日 | 2015/6 信州に行こう
 今朝は雨。上がるまで道の駅の入口の産直野菜などを見ていた。結局大きなレタス、人参、山うどを買って出発。
 黒姫から戸隠に向かい、戸隠森林植物園の駐車場に車を入れた。



植物園といっても自然のままの植生を保護しているエリアに、道や木道をつけて観察できるようにしている。まだ時期が早いのか花は少ないが、気持ちよく歩くことができた。







      

    



ここでは水芭蕉は完全に時期遅れで大きな葉だけが茂っている。

    

    

    

 森林植物園の中を歩き回って、戸隠奥社の参道に出た。ちょうど随身門手前あたり。ここからは戸隠奥社参拝の人も多い。






 奥社まで行って参拝した。





ここの参道の杉並木もすごい。約400年の樹齢だそうだ。



 奥社から戻ってきたら既に14時近く。お昼も忘れて歩いていた。

 バードラインを長野方面に走って。戸隠宝光社の宿坊「築山」で遅い昼食を摂る。





お店に入ったところのテーブル席に囲炉裏が切ってある。

もちろん戸隠そばのざる。ぼっち盛りでお願いした。これでないと戸隠そばらしくない。



これは大盛りで\1,000だが予想を超えた量だ(奥は並で\850)。そして美味しいそばだ。ここまで来た甲斐があったというものだ。おまけにそばの実入りのご飯まで出てきて、遅い昼食でもお腹いっぱいになった。



 善光寺は何度も参詣しているのでパスして、長野市内を横断して今日の温泉に向かう。

 今日は高山村の蕨温泉にした。村営の温泉で\300。



お湯は無色透明で成分総計2.2グラム/Kg。硫酸イオンと塩素イオンが多いが、温泉らしさがあまり感じられなかった。露天風呂は屋根のかかったテラスで、前面が田畑になっている。

 再び千曲川の方におりてきて、今日の車中泊は道の駅「オアシスおぶせ」。ここは上信越自動車道のPAと共用の施設になっている。小布施の総合公園の園内にあって時間があれば散歩に向いている。



本日の走行距離は81.3キロ、燃費は9.1Km/L。



今日はしなので買ってきた山うどの調理で時間が取られてしまった。でも酢味噌和え、枝葉の胡麻和え、皮の部分のきんぴらで全部食べられる。

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謙信の春日山城を歩いて、燕温泉の露天湯に浸かる(2015/6/11)

2015年06月11日 | 2015/6 信州に行こう
今朝は信州ではなく越後の能生で目を覚ました。今日も日本海は波静かで、まずますの天候。昨夜は静かに眠ることができた。

  

 道の駅の裏側(日本海側)の駐車場は表側の国道8号線の音がほとんど聞こえない。さらに車の出入りの少ないので、車中泊には好都合だ。

表側の糸魚川寄りにはカニと海産物の店が数軒ある。今カニを買うわけにはいかないので、今夜のためのヒラメの刺身用と自宅用に冷凍の味噌漬けの魚などを買った。

 

 道の駅を出てしばらく走ると筒石という漁港がある。地図に「断崖下の集落」と書いてあったので、気になってちょっと手前の筒石漁港の入口にあった公園にクルマを停めて見学に行った。
浜のメインの道路よりも一つ山側の狭い通りの両側にぎっしりと家屋が並んでいる。



これらの家屋の多くは3階建て、中には4階建てのものもある。しかし崖を背にしてぎちぎちに家屋があるのではなくて、崖側も海側も3軒位は奥行がある。要するに一戸あたりの敷地面積が小さいので上に伸びているという大都会並みの集中度になっているわけだ。



こちらは漁港から離れたところの家屋群で先に行くと崖を背にして一列に3階建てが並んでいて、まさに「断崖下の集落」。それでもあまりインパクトがない。やはり前の道が広いから?

 思うにここの漁港の水揚げが昔から大変良好なので、多くの人たちがこの狭い土地に住んでいる。さらに収入も多いので3階建ても大きな負担ではないということではないか。

  

その崖を上がると山側の道路がある。この道路に面して2階建て、下の道路に面してさらに2階下がって合計4階建てというのもある。上から見ると都会のように数軒の家がそれぞれ壁を共有している。

 この上の道路の横は旧北陸本線の線路だったようで、今は自転車・歩行者道路になっている。





上から筒石漁港を望む。今日は静かな海だ。

 ここから新筒石駅に行ってみる。急な坂道を500メートル位上がっていくと、筒石駅まで100メートルという看板が見えてくる。

  



筒石駅は駅舎から階段を40メートル下にホームがあるトンネルの中の駅。さらにこの駅で駅員が常駐らしい。



行った時には駅員は列車の到着に合わせてホームに出ていたようだ。地元の要望で駅をこんな形で作って駅員までいるとなれば、筒石の住民は車など使わないで列車優先なんだろうなと思う。それにしても下から歩いて上がってくるのは大変だった。



 帰り道の路端の花。


 国道8号線を進んでちょうどお昼時なので、道の駅「うみてらす名立」に立ち寄った。



ここは海産物は能生ほどではないが、食事を出す店がフードコートのようになっていてなかなかいい。受け取った食事をテラスに持ち出して食べることも出来る。「かにちらし」\900と奥は「うに丼」\950(税抜き)。

  

うに丼は感動の美味しさだったようだ。カニはちょっとすかすかした感じでカニの足が細い。よく考えてみると小さなカニの足の身を丁寧に抜き出してぎっしり並べているので、技ありというところか。

テラスの前は中庭になっている。夏はプールになるようだ。



 
 しばらく走って上杉謙信の居城だった春日山城に行く。下から上がって少しいったところに駐車場がある。かなり大規模な山城だ。



春日山神社の石段下の駐車場から歩く。まず春日山神社に参拝してから尾根筋を上がっていく。





この尾根筋のところどころを平地にして家臣の屋敷や二の丸、三の丸を設けて最上部に本丸と天守台、そのすぐ下には夏にも枯れることのない井戸があり、さらに谷筋は極めて急峻とくれば攻めるのは極めて困難な堅城だ。中世のことなので砦のようなものだろうが、山城のお手本のような城だと思う。







本丸からのパノラマ。



 帰り道の石垣の上に立つ謙信像を最後に春日山城を後にした。




 夕食を買って温泉に行く。今日は妙高の最高所温泉、燕温泉の露天湯「河原の湯」に行ってみる。

    

 日帰り入浴の車は温泉街の少し下の駐車場まで。ここらあたりで外に出ると硫黄臭がプンプンする。
温泉街を登りきって登山道を歩いて10分、吊り橋がある。



この吊り橋を渡って左の谷を奥に行けば「河原の湯」だが、吊り橋の床版がない。要するに修理中で渡れないので、吊り橋の脇の崖を降りて沢を渡ることになる。

  

 そこにありました。この脱衣小屋の向こうが目指す「河原の湯」。



ところが脱衣小屋は泥水が入り込んで使えそうにない。誰もいないので外で脱いで入ってみた。お湯は白濁した硫黄泉でこれぞ温泉という好みの感じだが、いかんせん浴槽の中が綺麗ではない。湯の花以外の浮遊物やごみがふわふわ漂っている。





湧いている温泉は熱いが底と周囲の崖から冷たい水が出ているので、かなりぬるくなっている。5分ぐらい入ってマイ湯おけで肩からお湯をかけていたが、あまりくつろげないのであきらめて出てきた。

 
また元の道をてくてく戻り、今度は温泉街の外れを左の急坂を登り薬師堂の脇を抜けて「黄金の湯」に向かう。





ここからは妙高が見える。



こちらは男女別の露天湯。入ると底から湯の花や虫の死骸などが沸き上がってくるが、これならかなりマシだ。お湯はちょっとぬるめでゆったり入っていられる。



ちょっと青みがかった白濁したお湯は硫黄臭が少しする。いい温泉だなと思う。
十分楽しんでクルマに戻り、今日の車中泊場所は道の駅「しなの」

  

本日の走行距離は85.4キロ、燃費は8.0Km/L。


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栂池自然園は雪の中(2015/6/10)

2015年06月10日 | 2015/6 信州に行こう
 今朝の道の駅「池田」はいい天気だが、西方向の常念岳などの北アルプスの山はガスに隠れている。ここから北に向かって山の天気が良ければ、栂池のゴンドラ、ロープウェイを乗り継いで栂池自然園に行くことにした。

 大町のあたりから山もきれいに見えるようになってきた。木崎湖、青木湖もパスして国道を快調に走る。途中の道の駅「白馬」で休憩だが、奥がなかなか戻ってこない。色々と買い込んでいるようだ。





 栂池の第一駐車場\500にクルマを停めて、ゴンドラリフト「Eve」で上に向かう。



  

標高差743メートルを20分で上がっていく6人乗りのゴンドラだ。



正面奥が八方尾根スキー場の上のほうだから、それに続く正面右奥は唐松岳かな。

 「Eve」を下りたら少し舗装道路を歩いて栂池ロープウェイで標高1,829メートルまで上がる。



さらに舗装道路を400メートルほど歩くと栂池ヒュッテ、ビジターセンターに到着。このビジターセンターが栂池自然園の入口ゲートになっている。

 到着して唖然。目の前に湿原があると思っていたら、雪原がずっと広がっているだけ。木道はほとんどが雪の下だ。





雪原上のピンクのリボンをつけた杭を目印に進んでいく。水芭蕉の群落だけはあった。





あとはただ雪原散歩。このまま1時間半くらい歩けば展望台に着くらしいが、歩きにくい、変化がないのであっさりと帰路に着いた。帰りのロープウェイ駅に着くとジャージに運動靴姿の高校生がいっぱい上がってきた。下の駅にも溢れていたが修学旅行の一行らしい。あの格好でズブズブの雪原を歩くとどうなることやら。それもいい経験だろう。

下りのロープウェイの乗務員に話を聞くと、ロープウェイの下の駅の付近に少し花も咲いているとのこと。降りてから周辺を歩いてみた。

    

  



栂池自然園は7月以降がいいようだ。今は時期が早すぎた。今の時期なら八方尾根の方がよさそうだ。

 本日の行程はここまで、国道148号線を北上して道の駅「小谷」で温泉に入って車中泊のつもりが、本日は休業だった。おまけに駐車場が国道のすぐ脇なのでかなり騒がしい。


 
 しばらく考えたが北上して新潟県に入り、道の駅「能生」に来た。ここは国道側の駐車場の他に建物の裏手に日本海を目の前にした駐車場もあって、こちらは静か。(海が荒れているとしぶきがかかるかも)

 本日の走行は110.8キロ、燃費は11.9Km/L。







 





 
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大王わさび農園と道祖神巡りその2 (2015/6/9)

2015年06月09日 | 2015/6 信州に行こう
 昨夜はかなりの雨が降った。その雨も9時頃には上がり、道の駅にも買い物客が大勢来ている。朝食の後、野菜を少し買ってから大王わさび農園に行く。



 奥は早速わさびソフト。一口もらったが何とも新しい味だね。



 5メートルぐらいの谷の底が砂利敷でそこがわさび田になっている。谷はびっしりと寒冷紗がかかっている。



見学道の脇に何体かの道祖神がある。どこかに祀られていたものを譲り受けてここに置いたのだろうな。そこにも歴史がある。



わさび田の湧水は最終的にまとまってこの川になって犀川になり千曲川に合流して日本海に注いでいく。この付近のグーグルマップを見たときに数多くの池のような表示があったのはこのような伏流水が作る川だったのか。



    

この伏流水は日本名水100選の水だそうで、園内の蛇口から汲むことが出来る。



 ちょうどお昼どき。園内の蕎麦屋で信州そばをいただく。大王の伏流水で2段締めをしたそばに、わさびはもちろん大王印の生おろしわさび。

  

大ざる\1,030とざるおやきセット\930。そばがきゅっとしておいしい。わさびもつゆに溶くのがもったいないので少しずつそばに絡めて食べた。まろやかな辛さでこれもいい。

 大王農園から外に出てすぐ左側に安曇野市の観光案内所がある。ここで道祖神のガイドマップについて尋ねたところ、穂高駅を中心とした道祖神巡りのマップを出してくれた。実はこれはこの後に穂高駅前の観光案内所で入手しようと思っていた地図だった。
このまま駅近くのショッピングセンターに行って折り畳み自転車を出して、道祖神を訪ねるポタリング。奥はショッピングセンターで買い物。実はセカンドシートを一番後ろに下げて後ろ向きにしたら、ダイネットの足元は狭くなるが折り畳みの自転車が何とか入るスペースが出来たので、いつものふとん袋に入れて自転車を持ってきたのだ。




 走り始めて最初に目に入ったのは道祖神ではなく、マンホール。表示からすると流域下水道の幹線マンホールのようだ。



以下はどんどん走って色んな道祖神に出会った。

    

   こちらは「水色の時」で有名な道祖神だそうだ。

このあたりは湧水をあつめた水路が網の目のように流れていて、道も曲がりくねって思わぬ方向に行かされてしまう。



    

      

      

  

 穂高駅近辺の道祖神をほぼ巡り終わって、奥は「岩崎ちひろ美術館」に自分はすぐ隣にある「馬羅尾天狗岩温泉すずむし荘」の温泉\500に入る。



 単純弱放射能線ということだが、主な成分として炭酸水素イオンが0.4g/Kgあってそこそこのものだ。すこし肌がつるつるするかな。

 今日の車中泊地は道の駅「池田」。県道の両側に駐車場があるがハーブガーデン側の隅に停めた。

  

ここならトラックが近くに来ることはなさそうだ。
本日の走行距離はわずかに35.1キロ、燃費は10.2Km/Lだった。


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安曇野の道祖神を訪ねて 1 (2015/6/8 その2)

2015年06月09日 | 2015/6 信州に行こう
 道の駅「アルプス安曇野ほりがねの里」に到着したのは17時少し前。ここまで少し急いできたのは、ここ道の駅に来れば周辺の道祖神の案内マップが手に入るだろうという目論見だった。ところが案内書にはこの周辺の観光案内の類が全くない。

 仕方なしに安曇野市のWEBページを見て近隣の道祖神の所在を紙に描いて、積んできた折り畳みの自転車で出発した。ゆっくりしていると雨だ。



アルプスの山も姿を隠しつつある。

 この近辺は細い道が網の目のように入り組んでいて、わかりにくい。大まかな方向で走っていたら何体か行き合うことができた。

    

    

      





 この辺の田んぼはちょうど田植えを終えたところだ。また半分位は麦を作っている。小麦のようだが何にするのだろうか。讃岐なら「うどん」とすぐに思い当たるが。

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