一回目のワクチン接種のために物流倉庫が並ぶ商工センターの「日本通運株式会社広島支店西広島倉庫」に行ってきた。
駐車場に入ろうとしてびっくりした。
車がぎっしりと入っている。穴場だと思っていたが、こんなに大勢の人が接種のために来ている。やはり70歳以上の接種券を前倒しして送付した効果が出ている。
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密を避けるために受け付けには5分前に行くことになっている。ちょっと早いので防波堤の所に行って、沖の宮島を見ながら海の風をいっぱいに吸い込んだ。クルマの中でエアコンを効かせて待機している人もいる。
受け付けは倉庫の片隅で。15分間隔で7人ずつの集団で受け付ける。これでいくとここの一日の接種能力は8時間稼働して224人ということになる。
この後は横の日通の事務室で書類の確認、体温の測定、医師の問診、ワクチン接種と流れていく。ワクチンのブースは5つですいすいと流れていく。
接種後は別室の椅子に並んで15分ほど経過観察時間を経て解放だ。
この会場ではカウントしたわけではないが、医療従事者と案内などをする補助者合わせて50人以上がいた。終了したらデータ入力などがあるのだろうか。そういえば駐車場の車の全てが接種を受ける人ではなくて、半分くらいはここでの接種業務従事者だったようだ。
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ファイザーのワクチンは一回目の接種から12日を経過すると効果がでるそうだ。数字も出ていたが評価が難しい。
二回目を終えるまで人との接触は少なくする方がよさそうだ。
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そういえば昨日の地元紙に「広島サンプラザ、19・20日中止 広島市ワクチン接種、予約ほぼなく」というニュースがあった。
***以下引用
広島市は16日、大規模会場2カ所のうち広島サンプラザ(西区)での19、20日の接種を中止したと明らかにした。運営する広島大病院(南区)によると、予約が2日間で計3人にとどまったのが理由という。3人には個別に聞き取り、別の日程や会場に変えてもらうとしている。
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この大規模接種は一日2000人接種できる体制を組んでいたが、申し込みがこれでは空振りもいいところだ。これは申し込まない市民が悪いのではなくてタイムリーに接種券を発送しなかった広島市の失態だと思う。6月10日ごろに65歳以上の高齢者に接種券を発送していればすぐに埋まったものを、わざわざ年齢層別に4区分にして送ろうとするものだからこんなことになっている。
これで貴重な医療資源が4000回分無駄になってしまった。
東京都ならこんなことがあれば都知事が記者会見して謝罪するところだが、広島市の場合は市長はおろか担当の局長もでてこない。おまけに広島市の公式WEBのページでも情報が公開されていない。あきれてしまって市役所の公式ページに意見を言うのもバカバカしくなってきた。
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