ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

知床五湖は諦めて霧の知床峠を越えて尾岱沼に (2016/8/31)

2016年08月31日 | 2016/7-8 北海道のたび 3
知床五湖までの道道が昨日からの雨のため通行止めになっている。 道の駅でしばらく様子を見ていたが、本日中の開通は見込めないようだ。

霧雨の中、昨日の暴風雨の中で横目で通り過ぎたオシンコシンの滝を見に行った。



 普段からするとかなり増水していて、崖のごつごつした岩に当たってざわざわと流れ落ちる水流ではなくて、大瀑布になっている。さらに滝見物の遊歩道の上部は滝からの水しぶきがまともに飛んできて、あ



 道の駅は通り過ぎて知床自然センターに向かう。途中のプユニ岬からウトロを見ると晴れてきそうだが、知床岬方面は雨は止みそうにもない。



 センターのすぐ手前で数台の車が左に寄せて、ハザードをつけて停車している。何かあったのか。

 最後尾に付けて左前方の道路わきを見ると、牡のエゾシカが堂々と草を食べている。



立派な角をつけている。これだけ車がいても警戒するでもなく、逃げるでもない。

知床自然センターに行ってからフレぺの滝に行くことにしたが、途中の山道がぬかるんでいるらしく、センターで長靴をレンタルしている。次女はそれを借りて、自分は自前の登山靴にスパッツで出発だ。奥は歩きたくないということで、留守番だ。

なるほど山道では散策路幅一杯に水たまりができている。



下まで降りると砂利敷きの道になり開けてくる。



 駐車場と滝との中間地点。



この丸いシンボルの案内標識が要所要所に立っている。シンボルの左上は灯台、下の三本の青い川の字のマークはフレぺの滝が岩の中から流れ出ていることを示しているようだ。

 さらに滝の展望台に向かって歩いていると、左手の林の奥に”熊 !!”。



とよく似た、切り株がこっちを見ていた。



 滝だ。かなり遠めから見るころになるが、さらさらと優美に流れ落ちるところがいい。

この滝の水量はいつもと変わりないと思う。知床連山の山からの伏流水がここで流れ落ちているのだから、少々の雨でも増えることも濁ることもないはずだ。



 クルマに戻っていよいよ知床横断道路を上がって行く。だんだん霧が出てきて、峠近くでは目の前が真っ白に。



視界は50メートルを切っている。ゆっくりと走るしかない。知床峠では駐車場に着いても、降りる気もしない。そのまま、道を羅臼に向かって下っていく。追突されると怖いので、ハザードランプをつけての走行だ。

 熊の湯に入っていこう。



誰もいない露天に入ろうとして、お湯を汲んでみたら今日はめちゃくちゃに熱い。冷たい水の太いホースで多少薄めて掛かり湯をかけていたら、だんだん源泉でもかぶることはできるようになった。ただ中につかることはできなかった。そうこうしているうちに若い衆が10人ばかりやってきて、冷水のバルブを大きく開けて水を入れ出した。彼ら曰く、今日は一番熱いそうだ。しばらくしてやっと湯船に入ったが、足が熱くて1分も入っていられなかった。

 次女の方も暑くて途方に暮れていたら地元の人が、水を入れてくれたそうだ。

橋の下の川の水は濁りはわずかだが、かなりの増水。




道の駅で昼食だ。ほっけ定食の特大を奥とシェアして食べたが、これが脂がのっていておいしかった。



ちいさなホッケではこうはいかない。

その後は尾岱沼のナラワラとトドワラを見てきた。トドワラはそう遠くない時期に消滅するのではないかな。









もう時間も遅くなってしまった。セイコーマートで夕食を買って、道の駅 おだいとうで車中泊だ。





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