ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

ようやく天草入り。少し自転車を楽しむ(2015/12/13)

2015年12月13日 | 2015/12九州のたび

 今日もうれしいことにいい天気だ。家のなかにいたら晴れだろうが雨だろうが、洗濯の都合がある程度で大した問題ではない。たびの空では今日一日をどのように過ごすかという大問題に直結する。今日は晴れなのでできるだけ外の活動をしよう。

 道の駅「うき」の物産館の宇城彩館は野菜、果物、肉、魚など何でもありの大きな店だ。今日は日曜日ということもあってか9時頃には駐車場は一杯になってきた。



 遅れないように参戦。もう菜花が出ている、他にブロッコリー、レタス、トマト、太刀魚の刺身、お昼用にアジのにぎり、これで1,198円。まだ買いたい野菜はいろいろあるが食べきれないので断念した。でも昼食用に買った、左上のアジにぎりがすごいんです。ここに来たらこれが買わないと損をした気分になる。



 国道266号線で天草に向かう。途中の道の駅「不知火」に立ち寄り。





デコポン発祥の地というモニュメントが立っている。デコポンは不知火という品種の熊本県農協の登録商標なので、県農協お墨付きの不知火だけがデコポンを名乗ることができる。食べやすく濃厚な甘さが特徴だが、値段が高い。

 さらに気持ちよく走って行く。空が青いと気分がいい。



 いよいよ天草1号橋。自転車で走ることも考えて手前にクルマを停めて歩道を歩いてみると、道幅の余裕がない。風も強いのでここを自転車で走るのはちょっと迷惑になりそうだ。橋の上からの眺めはいい。





 結局、天草の最初の大矢野島にある道の駅「さんぽーる」にやってきた。





ここも悪くはないが、出入りの車が多くて落ち着かないし、すぐ横が天草パールラインで道路の走行音が気になる。周りを歩いていると道の駅の裏の海岸に公園と駐車場がある。こちらのほうが感じがいいのですぐに移動した。

 目の前が海で右手海岸線が広がる素晴らしい場所だ。





ブロッコリーと油揚の味噌汁を作って、買ってきたアジのにぎりで昼食だ。安上がりだが贅沢、贅沢。このアジのにぎりは、ねたが大きくて食べごたえがある。うきに行く機会があればまた買いたいと思う一品だ。

 ここを足場に大矢野島の西海岸の道を自転車で走ってみよう。ついでに温泉に入る。



走っていくと対岸に雲仙が見える。山頂は雲があるがほぼ全景が見える。



道路はほぼセンターラインのある道だが一部狭くなっている。自分のクルマでも十分走行可能だ。



温泉宿の入口を行き過ぎてしばらく走ってから戻る。



静かなのんびりとした漁村だ。入り組んだ入り江の奥の漁港は天然の良港だ。

 引き返して、今日の温泉は「大洞窟の宿 湯楽亭」¥500。ちょっと鄙びた秘湯という感じがする宿だが、入浴だけのお客でも気持ちよく応対していただいた。



脱衣室も最低限で宿泊客メインのお風呂になっている。入って最初の浴室は岩風呂で狭い。小さなぬるめの浴槽とさらにぬるい浴槽。これはここで言うところの「白湯」。無色透明でこころもち肌がつるつるする。弱アルカリ性 低張性 低温泉で成分総計は1g/kgで炭酸水素イオン659mg、ナトリウムイオン281mg、塩素イオン53mgなど。

この浴室の横からさらに奥に進むと、ゴボ、ゴボと音がしている。かなり大きな浴槽に薄い褐色のお湯が満たされて、真ん中付近から気泡とともにお湯が湧き出ている。少し濁り目のお湯はほぼ適温でこれがここの「赤湯」。中性 低張性 高温泉でで成分総計は7.7g/kgで炭酸水素イオン3,340mg、ナトリウムイオン2,299mg、塩素イオン1,942mg他にカリウムイオン、鉄イオンなど。この内湯から外に小さな露天風呂があるがこれも赤湯で露天風呂から崖の下をくりぬいた洞窟風呂になっている。洞窟の枝になったところに浸かるわけだが、奥に進む通路が15メートルくらい続いてから木の仕切りで行き止まりになっている。この奥はおそらく女湯かな。
 この赤湯の浴槽の縁は温泉成分が析出し、層をなして羽釜の羽のようになっている。さらに岩風呂の岩や浴室の床に鍾乳洞のようになっている。さらに洞窟風呂では底の隅の方には雲母片のような薄い結晶が堆積している。これほどのところは初めての経験だ。(浴槽は毎日入れ替え、清掃して、浴槽の縁のスケールは5年ごとに削り落としているそうだ)スケールをそのままにしていたらどんなことになるのかな。自分が思うに雲母片のような結晶は、夜中の入浴客のいない時にお湯の表面が冷えて氷のように結晶したのではないかな。

 湯冷めしないように一枚上に羽織ってからクルマに戻ってきた。しばらくしたら夕日が落ちる。ここからの夕日は今の時期は海の向こうの天草下島に沈んでいくようだが、あいにくちょっとだけ雲に邪魔をされた。それでもきれいな日没を見ることができた。



 今日はこのままこの公園で車中泊だ。すぐ横にトイレはあるし、トイレの横に水飲み場があった。

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