ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

松前城(福山城)の跡を見たあとは道の駅「しりうち」で車中泊(2015/8/23)

2015年08月23日 | 2015/7-8 北海道のたび 2
 道の駅「上ノ国もんじゅ」は静かだ。今朝は8時前までバンクベッドでぐずぐずしていた。バンクの小窓を開けていると風が入ってくる。ここは海岸の崖の上なので風がよく通って気持ちがいい。さらに曇っているので屋根からの輻射熱もない。

 朝食もゆっくり目で、その後は出発前に道の駅の入口まで走って行って国道脇の駐車場で充電。ここからだと道の駅の向こう側に江差が見え、日本海を一望する眺めのいいところだ。


 充電中に、昨日見つけた海岸に降りる階段を下ってみた。かなり急な木製の階段だ。


向こうの岩の上で大型の鳥が営巣しているようだが、まったく動かないのでひょっとしたら岩かなと思ってしまった。自分のカメラではこれが限界だ。


 この階段も中段から下は崖からしみ出す水でどろどろになっていて、残念ながら降りていくことができなかった。でも綺麗な海だ。

さあ、出発だ。ここから日本海を右手に見ながら、小高い丘の上を走っていくルートだ。チラリちらりと横目で見る日本海は波静かで、穏やかそのものだ。時々海岸に向かって降りていく時にはだんだん海の視界が開けてきてワッ!という眺めだ。


 折戸浜というところで海岸まで出てきたが、ここは海水浴場といっても設備は何もない。岩が点々とって磯遊びにはいいところだ、数家族が海水浴を兼ねて遊びに来ていた。今日のような波ならいいな。
 

 この海が松前市街地に入ってくると一変。南東の風が強く、波も出てきた。


松前市街地の海岸端に道の駅「北前船松前」がある。駐車場は海側と国道228号線側の2列で、平らなのはいいがここで車中泊する気分にはならない。でもちょうどお昼時なのでここで昼食。
 

 松前の市街絵図を見ると、城を含む市街地は案外と狭い。


 ここにクルマを停めたまま、桜で有名な松前城を見に行く。見た感じすぐそこだ。


 大手口はここから右に折れるが、真っ直ぐに上がっていく。ここから桜の木だ。それぞれの木に品種を書いた木札が下がっている。どうも多いのが南殿(なでん)という品種。八重の桜らしい。



そして目に付いたのがこの花。これが真っ赤なら本州では彼岸花だが、同じような咲き方をしている。

 松前城は本当は福山城というらしい。この広い草原は福山城の本丸の跡。本丸といっても天守閣ではなく(多分平屋の)御殿だったと思う。


向こうに見える天守閣らしい建物は案外と小さいが、正確にはこれは三重櫓なんだそうだ。そして昔からの現存建物はこの本丸御門で、三重櫓は鉄筋コンクリートの再建。


本丸御門は珍しい造り。石造りの門のように見える。


小高い丘の上とはいえ、堀がある。

ところでここの石垣は整然と積んだ切石だが、なんとなく脆そうな感じがしていた。それで別の場所の石積みを見ると、所々の石が風化したように丸くなっている。平時は指の入る隙間もないので忍び込むのは難しそうだが、戦争になって大砲でどがんとやられたらバラバラになりそうだ。江戸後期だからこんな石が切りやすく、積みやすいのでいいのだろうとも思うが、福山城は外国船への備えだったはずだが。


さらに東に向かう。




道の駅「横綱の里ふくしま」で車中泊と思ったが、街中でなんとなく落ち着かない場所だった。結局もう一つ先の道の駅「しりうち」に落ち着いた。


 道の駅本体はどこかの会社に間借りしているような感じに見える。それでも一応地元産品などはおいていた。そうだすぐ横をJR津軽海峡線が通っている。また深夜の貨物列車がうるさいかな。東大沼キャンプ場よりここの方が線路に近いので心配。

本日の走行は98.3キロ、燃費は11.9Km/Lだった。







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