ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

少し大きな炭消し壺(缶)を使って、一酸化炭素警報機の動作試験をした (2020/9/30)

2020年09月30日 | アラモの快適化と車中泊・キャンプの快適化
 そろそろ北海道のたびの積み残し案件を片付けていく必要がある。

 8月15日の未明に「紋別ベイエリアオートサイト」のテントの中で一酸化炭素中毒の事故が発生した。TVでも報道されていたようだが、じ~さんは同じキャンプ場にいたので強い危機感を持った。

 キャンカーの中はテントよりも密閉度が高くて、さらに危険だと思う。もちろん車内で炭火を使うことは常識的にあり得ないことだ。しかし、カセットガスコンロは使う。カセットガスも酸素が十分に供給されないと、一酸化炭素が発生する。これまでは十分注意して窓を少し開けて、ルーフベントを回しながらガスコンロを使っている。しかし、強風や風を伴う雨という悪条件では、ふと窓を閉めたくなることもあるかもしれない。

 そういうことで、広島に戻ったら一酸化炭素警報機を取り付けようと考えていた。帰ってきてすぐに注文していたのだが、今日はその取り付けだ。



 買ったのは CO & Smoke という装置で、残念ながら大陸製の安物だ。直径10センチ厚さ3.5センチくらいで、単三電池3個を入れると案外重くてしっかりした造りになっている。

 正面中心部に液晶のCO濃度表示、外周にTESTボタンがある。電池を入れたら液晶表示が120からカウントダウンしながらピーピーとアラームが鳴るので、アラーム回路は正常だとわかる。



 だが、COが発生したら本当にアラームが鳴るのだろうか。タバコの煙を吹きかけるとSmoke警報は鳴ると思うが、じ~さんははタバコは吸わないのだ。さらにCOは?だ。
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 色々考えた末に炭火を不完全燃焼させて、一酸化炭素を発生させることにした。



 北海道にはキシラデコールの丸缶0.7Lを火消缶として持って行ったが、小さすぎた。そこで今後は1.6L缶を使うことにして、取っ手をカラー鉄線に取り換えた。この火消缶に火の付いた木炭を入れて蓋をしたら、不完全燃焼して内部に一酸化炭素がたまるはずだ。



 木炭にトーチランプで着火してから火消缶に放り込んで蓋をする。5分くらい待ってから蓋を開けて警報機を半分くらい突っ込んだらすぐにピーピーとアラームが鳴った。





 一応、正常に機能するようだ。スペックではCOが300PPMで作動することになっている。
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 いよいよ車内への取り付け。



 コンロの真上ではなくて少し横の電子レンジの前の天井に取り付けた。
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