toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

489-020208半月遅れてやってきた大寒

2020年02月08日 | もろもろ

2月7日の朝、大寒の風物詩が半月遅れてやってきた。当地でー4度を記録した。我が家は庭の蹲の水は目に見える形で寒さを記録してくれる。過去の写真を見てみたら、平成23年2月1日の朝は右の写真のような太い氷柱が映っていた。

これほどの太さになったのはこの年が最後になっている。8年の間にそれだけ温暖化が進んだのかな。

 

よく利用する湯ノ丸スキー場の予想気温は朝方ー12度、日中は-4度。これほど低温になるとばっちり保温のスキーウェアを着込んでも寒気が身にしみる。それでも風が収まったので快適に滑ることができた。しかし集中して滑れるのはせいぜいリフト数回、その後はいささか疲労が蓄積してスキー板に納得いくように乗れない。こんなに下手になったのかと嘆く。このスキー場は毎週金曜日にはシニア優待日で1日券が1000円。穏やかなゲレンデで老人には優しい。金曜日で晴天の予報なら他の予定があっても先送りして、何をさておき滑ってきましょう。シーズンで4~5回滑れればもう十分。バランス感覚のチェックには最適だろう。

 

帰途久しぶりに昨年秋の台風19号による豪雨の際に大活躍した八ッ場ダムのその後を見てみたくなったので、遠回りになるが新鹿沢温泉を経由した。温泉の脇を流れる湯尻川はあの豪雨の出水でズタズタになってしまい、あちこちで崩壊した道路を修理中で片側通行だらけ。吾妻川も国道が通行止めになっていた。キャベツ畑を通る農道がう回路になっていた。

ダム本体の工事はすでに終了しているようだ。林立していたクレーンや動き回る大型トラックも片づけられ、周囲はひところの喧騒は感じられない。満杯からはずいぶんと水位が下がっている。あの大量の泥水を排水し、改めて一から湛水の途中なのだろうか、大活躍時の泥水ではなく空の青さを反射するのか深い紺色の水。

このあたりを走っていた元のJRの鉄橋だろうか、その役目を終わり、永遠の眠りのつく時を静かに待っている。

ダムができれば生活感を含めて人が営なんできた歴史は有形も無形も湖底に沈む。全国あちこちで繰り広げられた光景。今まで八ッ場ほど報道されなかっただけでこんな情景が繰り返されたのだろう。八ッ場ダムは国内のダムではもっとも費用が掛かったと報道された。それに相応しい活躍をして欲しいものだ。

 

 

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