国の政治の中心メンバーというのは、どんな考え方としているのだろうか。トランプ氏が女性を侮辱するような発言をしていたことを暴露されたりしても平然としていることとか、政治に詳しいはずがないのに、まったく自信を失うという風情はなく、堂々としていること、明らかに論理がおかしいのに、どんどん推し進めること、彼を補佐する役職の人事が停滞していても、頓着しない姿勢とか、正しいと思われる報道にフェイクだと噛み付いたり、あの自信たっぷりの精神状態というのはどこからくるのだろうか。
金正恩委員長の、韓国大統領との間のパフォーマンスは、堂々としていた。韓国側がいろいろ彼を歩かせてたのは、韓国側に何らかの狙いがあったかもしれないが、全体として、戦争している関係とも思えない親密ぶりであった。だが、金委員長は実兄を殺し、義理のオジを処刑している。それでも平然としておれる神経である。
安倍首相は、行政をねじまげる「忖度」をさせて、公務員が自殺までしているのをみても平然としている。彼の意向をくんで秘書が動き、役人が動き、決済文書の改竄までやって、すべては明確であるにも関わらず、シレっとしておれるこの神経はどうなっているのだろうか。
舞台裏が明らかになり、ちょっと見る目があれば、バレバレの恥ずべきこと、人間として悩み苦しむのではないかという事象が、白日のもとにさらされても、何事もなかったようにふるまうことができるのである。コワいぞ！これらの人々。