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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

だんだん片付いてきた

2018年02月18日 13時23分40秒 | 思考試行

少しずつ片付けをはじめて、徐々に、物事が整理されてきた。母がなくなり、もう一年になる。

一年かけて実行してきたわけだが、手続きのあれこれ、遺産の分割、登記など、仕事の整理、品物の整理、廃棄とやるべきことが、いくつもあって、そのひとつひとつが手順もあり、そう簡単にはいかない。

それでも、やらざるを得ないから、やれるところから着手し、少しずつ実行してきたものである。家を明け渡すつもりはなかったから、本を多く集めたことが、最終的には、もっとも決断しにくいものとなった。全部捨てるとならば簡単だが、パラパラと見てみると、どれもこれも未練がでてくる。

そのうち、ある俳人の「文学作品は、最初から終わりまで読む必要などない」の言葉をみて、より本の廃棄についての未練に拍車がかかった。

ちょっこと見るだけでも、未練がでてくる。そうなれば、できる限り、手元において置きたくなり、できるだけ、捨てない方向へと舵をきりなおした。庭に、物置を設置し、できるだけ廃棄しない方向を選択した。

以来、妻も結構本に触れることなり、この本を活かす暮らしになりそうで、これも引越しの余録だと思っている。


人が人として生きることのために

2018年02月18日 00時47分21秒 | 思考試行

人が人として生きていくためには、みんながちゃんとその場所があって、生きがいをもって生きていきたいものだ。映画「グレイテスト・ショウマン」は、悲惨な境遇から、ショーをビジネスとして、生きていく主人公の生き様を中心としながら、周囲の人々との、関係性、ふれあいを感動的に描いている。

ミュージカル仕立てで、随所に見事な歌唱力の歌手が登場するとともに、ストーリーも感動的である。人間の生きる道についての本質的な要素、助け合って生きていくことのすばらしさが、力強く表現されている。

家内は、今までみた映画のうちで一番ではないかという。見たのは、公開日の初日であったが、観客は座席を埋め尽くすというほどではなかった。今後どうなっていくか、評判が評判をよんで多くの人がみるようになればいいのだが、はたしてそうなるだろうか。

いまは、いろいろと、時間を潰す仕組み、道具がいろいろあって、映画など、いいものであっても、大きなヒットとならず、結果として、見逃してしまうことも多いのではないかと思う。残念なことだ。

それを知ることが、相対的に有利であるとか、不利であるとか、ビジネスとして、成功するとか、そんな観点で語られることが多い。人としての生きる道を問うような作品、人生を豊かにするような作品は、案外売れないかもしれない。人々がどんな反応をするのか、注視したいと思う。