「ユーは何しに日本へ」という」番組がある。あまり費用をかけずに、企画の勝利だろう、なかなかいい番組である。ある日本の歌手の熱烈なファンがいて、レコードを探しに来日した、その人に密着取材をしていた。
歌手の熱心なファンは、レコードショップの経営者と意気投合する。そして念願のレコードを手に入れた。相当な労力で、店内を捜索して、そのレコードを探しまくったあげくにである。
その前段のあと、その外人は、コンサートを見に再び来日した。多くの日本人と知り合いとなり、多くのドラマが生まれていた。そして、コンサート会場でのファンとしての彼の興奮ぶりが、また素晴らしい。その女性歌手は、小生は知らないが、有名らしい。
それでも、ファンとしての彼の喜んでいる様子は、感動的である。なにしろ、その歌手が、彼の人生を変えたというのである。一人のファンが多くの人の感動をよんでいるにちがいない。マスコミの力は大きいといえるが、結局はそのファンの、真剣な好きぶりに、感動するのである。
本当に好きになるということは、大きな力を持つものだといえる。いいものを好きになろうではないか。