誰が考えてもそれはおかしいだろう。というようなことを、貴方は主張し、そしてあろうことか、アメリカ合衆国の大統領に就任しようとしている。差別の助長、積み上げてきた成果の破壊、貧富の格差の拡大、あけすけにアメリカファーストを打ち上げて、あなたは大統領になる。
もしか、というより、それが公約で貴方は当選したのだから、あなたは実行する気だろう。そうすれば、アメリカは、これから大きな困難に会うこととなるのだろう。そして、世界もまた、その影響を受けて、混乱に巻き込まれることは、ほぼ間違いないだろう。
この混乱は、まったくの、無駄とはいえない。実に、そんな馬鹿げた意見が人類社会には現実にあり、どうしても人類とって、それは克服しなければならない課題であって、放置したり、無視することはできないからだ。そうするためには、混乱が起きて、それにどう対処するかのプロセスが必要である。
痛みや、混乱は必至であろうとも、まさに事態がさらに進展するための通らなければならない過程として、捉えることとしよう。君の笑顔が本物の、もっとすばらしい笑顔になることを期待しよう。