パナマ文書。これこそ、強欲富裕層を告発する。地球上の不公平、不合理、紛争、・・・の根源は、富の偏在にある。少々のごまかしの寄付程度では、この問題の解決にならない。
いろんな現象、自然現象は、確率的に富士山のようなカーブを描くことが知られている。中間が厚く、両裾にながい裾を引くのである。
冨の存在は、世帯別にすると、このカーブにならないと言う。ものすごい冨を持つ層があるので、そうはならないのである。
その仕組みの一端が、パナマ文書で出てくる。富裕層は、必要のない、冨を独占して、貧困層を苦しめている。いまこそ、地球上での不幸の根源、諸悪の根源の、この事態を改善していかなければならない。
課題を鮮明にして、世界全体で、対処しなければならない。それは、一人ひとりの意思から、始まる。富裕層は、自らなすことができるところから、スタートしなければならない。
情けないカーブを改善しなければならない。人智は、そこまできて、解決を迫っているのだ。