いつの間にか、年月は経っているもので、有名人の方など、ひさしぶりに登場されているのをみて、その変貌ぶりに驚く。
エーっ、こんなに変わったのかと。ということは、我と我が身もそうなのだが、家の鏡では、それほど感じないのだが、映画館のトイレで鏡を見たときには、ギョッとなった。
鏡は正直に、自分の現況を示している。もう、どこから見ても、リッパなじいさんである。まことに、年月の経つのは、早いものである。
気持ちだけは、仕事をしていたり、放送大学で刺激をもらったりしていると、それほどの変化は感じないのだが、イカンセン、皮膚の具合とか、眉毛とか、目の勢いであるとか、これは、隠しようもなく年齢を示している。
憲法記念日ということで、大江健三郎さんが、演壇に立っているニュースが流れた。馴染深い顔がすっかり、「お年寄り」になっている。
それでも、多分気持ちは若いのだろう。主張するファイトは健在である。