冨がすべてと考えている連中が、独占し始めて、少数の人間が、全体の冨の大部分を占めてしまう現象が、起きている。貧富の格差が深刻になっている。
アメリカで、韓国で、中国で、日本で。
これは由々しきことである。そもそも、冨は、個人にとって、それほど必要とは思えない。
なのに、なぜそんなに冨が欲しいのか。これが、さまざまな困難、悲劇を生み出す。このことについて、それほど問題になっていないように見える。
冨の集中には、さまざまに陰謀が、張り巡らされているに違いない。陰謀だから、あまり知られてはいないし、その仕組みは、隠されている。
だが、アメリカ大統領選挙のなかで、この陰謀の害悪、矛盾がふきだしてきているように見える。貧困層の鬱憤が噴出してきている。
サンダースの善戦もそうである。自ら社会主義者と公言する。焦点は、貧困層の不満にある。地球上全体に、この問題は広がっている。
陰謀との戦いである。陰謀を明らかにし、暴き出し、対処策が検討されなければならない。
これに対処する方法は、地球規模でなされないと解決不可能であろう。その道を人類は、いずれ選ぶに違いない。さもなければ、滅びるほかないと思うからだ。その方向へ、すみやかに動いていくことを期待したいし、そうなるように動いているつもりである。