空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

数Ⅰ再々挑戦開始

2008年03月15日 09時19分31秒 | 思考試行
 昨夜、ながらく放置していた数学Ⅰのチャート式の参考書を、頭から読み直しはじめた。丹念に読んでいく。頭のなかで、完全に読み取っていく。飛ばし読みをしないで、頭のなかで、意味をつかんでいくようにする。すると、単純であると思っていた中に、多くの工夫があり、コツがあり、なんと味わい深いのである。何度も壁にあたっているのであるが、それは、トバシて読んだりするからで、やはり、王道はないので、キッチリやっていくしかないのである。チョットした発見である。というか、かなりの発見かもしれない。

ナルニア国物語は・・・

2008年03月15日 09時11分29秒 | 思考試行
 例によって、「映画会」を開催する。義母は、87歳になり、当方へ来てもほとんど寝ている。体調は悪くないが、昔肺結核をやり、片方の肺の機能が失われているので、トイレに行くときに立つのみで、その他は座っているか、寝ている状態である。

 しかし、若いときから、映画が大好きであり、それは、今も変わらない。そこでビデオを借りてきては、「映画会」をやる。最近は市川崑監督作品を連続してみた。単なる怪奇ものかぐらいに考えて、今までみたことがなかったが、作品の見事な映像や、類型的な面白さ、娯楽としての意味合い、俳優の魅力など、おかげで、新しい楽しみを与えられた。

 これは、一方的に「お世話」をしているだけではないことを意味している。多くのモノが与えられているのである。その一つを挙げてみたが、他にもある。老いることの意味を教えてもらっている。

 そして、昨日は「ナルニア国物語」を見た。これも、良かったね。と義母はいっている。活劇として、妻も面白くみたという。

 小生は、キリスト文明の限界をみてかならずしもいいとは思わなかった。すぐ正義と悪にわけ、闘争の必然性に単純化し、勇気をふるってみたいな物語である。ディズニーの映画で、画面はきれいだし、昔なら、感心したに違いないと思う。しかし、今や、闘争を是認をすることはできない。単純化した価値観、自分が正しいとする姿勢。宗教観の自信。すべて、現代の課題をまともに提示していて、その意味では、これに対置するような、作品を作らなければという意欲をわかせるという意味で有用であるかもしれない。