空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

ナメンナヨ!!政治家諸兄。

2008年03月06日 11時00分58秒 | 思考試行
 民主党と自民党が、対立しているようにみえて、憲法改正にむけて、中曽根サンあたりを、いれながらアツマリをもっている。政治家をココロザス人びとは、「愛国者」が多いということか、とにかく、イッチョマエの国にしたくてしようがない、そのためには、戦争でも何でもできる国にならなければ、中国にはバカにされ、北朝鮮や、韓国にもなめられ、アメリカのくびきからも逃れられない、という風に考えているようにみえる。

 しかし、戦争になれば、庶民がもっともヒドイめにあうのは、歴史が示している通りである。アメリカだって、今は、徴兵制がないから、志願兵のみらしいが、それでも、兵隊で行くのは、貧乏な人が多いだろう。有名な映画監督が、アメリカの議員に直接アンタのムスコをイラクへ行かせろと、やってる場面を、映画にしているのをみたが、確か、一人しかいってないという。

 だれだって、行きたくはない、と考えるのが自然だろう。人間の歴史が、サマになってきて、(まだ、なっているとはいい難いか。)わずか2000年チョット。であるにも関わらず、今や、環境問題でアウトかもしれない状況に立ち至っている。

 ゴアさんの「不都合の真実」というDVDをみて、これは、タイヘンだな、と実感した。それでも、経済と地球をハカリにかけている実態があって、アメリカは本腰が、はいっていない。もう、間にあわないかもしれない、と思わされる。

 そして、宇宙からみれば、この青い奇跡の星が、われわれの住みうるただ一点に過ぎないにもかかわらず、やれ民族だ、儲けだ、とやって、戦争なんかしている場合か、といいたい。

 日本はさいわいにして、アメリカに平和憲法を押し付けられたのだから、これは、最大限地球の人間存続の武器にすればいい。北朝鮮が攻めてきたら、そのときは自衛権があるといって、反撃するし、アメリカが戦争にかりだしてきたら、憲法があるから、デケヘンと言えばいい。それが、全体として、人類のためにもなる。

 大体、人類だけの地球でもない。人間主義というような、馬鹿げたスローガンを掲げていた政党もあるが、とんでもないことだ。

 全体のことを考えていかなくてはならん時代になった、ということで、それは、今や庶民の常識というものだ。ナメンナヨ!政治家諸兄。